2018.01.07
活用法も魅力的!子供の学びを深める『小学生新聞』を読もう!
子供の考える力を育てたり、読解力を養うのに『小学生新聞』が役立つのをご存知でしょうか? 情報をとるのはネットやテレビで十分と考えているパパやママにも知ってほしい小学生新聞の魅力についてご紹介します!
小学生新聞とは?
小学生新聞とは、小学生向けに発行されている新聞のことです。すべて小学生向けに作られ、難しい言葉については欄外に解説を設けられていたりもします。
小学生新聞も大人向けの新聞と同じように時事問題や経済、社会、芸能のニュースを幅広く扱っており、その点は大きく変わりません。
ただ、恐怖を感じるような事故の写真は掲載されないなど、子供が読むことに細やかな配慮がされています。また、難しい内容については図にしてわかりやすくしたり、簡単な表現で説明されていたりといった工夫も凝らされています。
いつから読みはじめるのが良い?
新聞を読むのにいつからという決まりはありませんが、小学校新聞は小学3年生以上に向けて作られているのだそう。
文部科学省が、小学校3年生から日本という国の様子や環境、どんな風に国民が生活を送っているのかなどを資料を使って指導するようにと、指導要領に盛り込んでいるからということが背景にあるようです。
けれど、小学1・2年生でも新聞を読むことに興味を持ち始めたらその時がタイミングです。是非、新聞に親しむ機会を作ってあげましょう。最初は絵や見出しを読むだけで終わってしまっても、まずは新聞を読む習慣作りが大切なのです。
小学生新聞、大手三誌をご紹介!
小学生新聞は、大手新聞社から発行されているものが3紙あります。以下、その特徴や発行間隔、料金などを踏まえて詳しくご紹介します。
・朝日小学生新聞
中学受験を目指すご家庭に人気の新聞! 漢字にはふりがなつきなので低学年のうちから新聞に親しむことができます。時事ニュースに強くなり、幅広い知識を身に付けることができると評判です!
ページ数…8ページ
発行間隔…毎日発行
月ぎめ価格…1769円(税込み)
・読売KODOMO新聞
週1回という気軽さが魅力の新聞です。ビジュアルが目を引く紙面構成で子供の好奇心を刺激。新聞ビギナーのお子さんにもおすすめ!
ページ数…20ページ
発行間隔…毎週木曜日発行(週1回)
月ぎめ価格…500円(税込み)
・毎日小学生新聞
日本の子供向け新聞の中ではもっとも歴史のある新聞です。小学生だけでなく、大人も一緒に楽しめるとの声も!読者参加型の紙面も好評で、社会とのかかわりを実感するのにもおすすめです!
ページ数…8ページ/金曜と土曜は12ページ
発行間隔…毎日発行
月ぎめ価格…1580円(税込み)
おすすめの活用法は?
小学生新聞には子供の学びを深めるためにさまざまな活用法があります。
たとえば、新聞を読んで新しく知った言葉を書き留めていくことは、豊かな語彙力にもつながっていきます。もちろん、書き留めるだけでなくその場ですぐに辞書で調べる習慣がつくと、なお良いですね!
他にも新聞に出てくる“数字”に着目して、その意味を家族で考えてみるという取り組みもおすすめ! 他の国にはどれくらいの人口がいるのかを数字で比較して考えることで物事を数値化して把握する訓練にもなります。
また、朝日小学生新聞では記事の書き写しや感想を書いたりできる「朝日小学生新聞 活用ノート」を発行しているそうです。
気になったニュースをスクラップして自分の考えをまとめていくのに便利なノートなので、夏休みなどまとまった時間のある時に1ヶ月を通して活用してみるのもいいかもしれませんね。
小学生新聞は、子供の知識と情報の幅を広げてくれるのに最適なツールです。話題のニュースを親子で話し合うことは家族のコミュニケーションも深めてくれるでしょう。気になった方はまずはお試しから毎朝の新聞生活、始めてみてはいかがでしょうか。
TOP PHOTO/George Rudy/shutterstock
参照/
朝日小学生新聞「夏休み朝小活用法」
小学生新聞読み比べ「発表!今月の小学生新聞人気ランキング」
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記事提供:ならいごとキッズ マガジン