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2018.05.25

最強のオノマトペ絵本かも…!?『えがないえほん』で子どもも大爆笑!

最強のオノマトペ絵本かも…!?『えがないえほん』で子どもも大爆笑!

絵本の読み聞かせは親子で楽しめる触れ合いの時間ですが、字を読むママと絵を見る子どもでは、絵本の内容の受け取り方が全然違うことがあったりします。挿絵の中に隠しネタが描かれていたり、子どもだからこそ気づく仕掛けやおもしろさに、絵本の奥深さを感じますよね。

かつては自分も子どもだったはずなのに、なぜか子どもの笑いのツボがわからないことも…。そんな子どもの笑いのツボがママにもわかるかもしれない!? 子どもが大爆笑する『えがないえほん』をご紹介します。

『えがないえほん』とは?

『えがないえほん』とは、タイトルにあるように全ページが文字だけで構成された絵本で、“書かれている言葉は声に出して読むこと”というルールがあります。「文字だけなのに子どもが大爆笑?」と思いますよね。

実はこの絵本は“オノマトペ(擬音語)”だけで展開されていて、読んでもらった子どもは大爆笑しちゃうと話題なんですよ!

もともとはアメリカのコメディアンB・J・ノヴァク氏が描いた絵本で、アメリカでは70万部の売上を突破した人気絵本です。それをミュージシャンでありマジシャンの大友剛氏が日本の子ども向けにアレンジしました。

ページ一面に「あわわわわわ」や「ぶりぶり~」などの、カラフルなオノマトペが並んでいます。しかしこれでもまだ「何がおもしろいの?」と思うママもいらっしゃるかもしれませんね。

おばかな言葉で子どもが自由に解放される

動画では「ばふっ」「ぶりぶりぶ~!」などに子どもがみんな大爆笑! 子どもには普段「おもちゃ片づけなさい!」とか「宿題やりなさい!」なんて言ってるまじめな大人が、絵本に書かれたおばかなことをひたすら読むのが、子どもにはおもしろいのだそう。

うん、なるほど。なんとなくわかりますね。

また、大友さんいわく、子どもたちは普段の生活の中で「あれをしなさい、これをしなさい」と制限されることが多く、本能的に「自由になりたい」とか「殻を破りたい」という気持ちがあります。

しかしこの絵本を読んでいる間は、そうした制限から解放されて自由な時間に感じられるのではないか、とのこと。

親や先生の言うことにわずらわしさを感じること、ありましたよね。非日常を味わえる遠足や運動会では、心の底から楽しんだあの解放感…。この絵本で大爆笑する子どもたちの気持ちが少しだけわかったような気がしました。

オノマトペは子どもの“音”に対する感性をアップするのにとっても良い!

日本語はオノマトペが豊富な言語といわれます。ママが小さな子どもに話しかけるとき、オノマトペを用いることも多いでしょう。

授乳のあとに「背中トントンしようね」や、歯磨きで「お口くちゅくちゅしようね」など、まだ言葉や難しい単語がわからない子どもには、オノマトペで伝えることでわかりやすくなります。

また、日本はさまざまな音から風情を楽しむ習慣があります。子どもにも「鳥の声がするね。なんて鳴いてる?」とか「雨が降ってきたよ。どんな音がする?」のように、耳にした音を自由にオノマトペで表現させてみましょう。

聞いた音を言葉で表現することは、子どもの音に対する感性を高めます。音を楽しむ『音育』には持ってこいの方法で、さまざまな音に興味を持つことで、聴覚の発達につながりますよ。

最初は「何がおもしろいの?」と思った絵本ですが、なるほどと納得の理由が隠れていたのですね。

おばかな言葉を投げかけながら、たまにはママも一緒に笑い転げてみてくださいね。きっと、親子の絆が深まりますよ。

TOP PHOTO/Monkey Business Images/shutterstock
参照/ オノマトペラボ「オノマトペラボとは?」
マイナビニュース「読むだけで子どもが大爆笑!新感覚絵本「えがないえほん」って何?」
ならいごとキッズ「子供を音痴にさせない!乳幼児からできる『音育』とは」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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