2018.10.21
食事作りに悩む必要なし!?食育にもつながる『一汁一菜』の楽しみ方
毎日の食事作りには頭を悩ませるものですが、今ブームとなっているのが『一汁一菜』。
家族のために彩り豊かな食事を作らなきゃとがんばっているママたち。たまには、粗食を楽しんでみませんか?
『一汁一菜』ってどんな食事?
『一汁一菜』とは主食にあたるご飯と、汁物 (味噌汁など)、菜(おかず)1品、そして香の物(漬物)の4種類をセットにして食べる食事のスタイルのこと。香の物は数に含まれないので、主食以外が『一汁一菜』となります。
料理研究家としても知られている土井善晴さんが、自身の著書『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)を出版したことで、ママたちの間でも話題となりましたね。
ポイントは、汁物の中にお野菜や肉、魚などの具材を多く入れること。品数が少なくても、1品で栄養をたっぷりと摂ることができる食事作りの考え方となります。
和食の基本形でもある『一汁一菜』ですが、あくまでも『一汁一菜』というスタイルを基本にすることが大事なので、その日の気分や体調に合わせてアレンジすることもできますよ。
手軽なだけじゃない!一汁一菜はいいことがいっぱい♪
一汁一菜のメリットは、なんといっても食事作りの負担が減ること! 作る料理の数が減ることで時短にもなり、洗い物も減るので、エコにも繋がりますよね。
また献立がシンプルになると、その日いただく食材とじっくり向き合え、素材の持つおいしさや、味の微妙な変化に気付くきっかけにもなり、子どもの食育にも繋がっていきます。
さらに、一汁一菜は腹八分目に抑えられるので、食べすぎて疲れた体をリセットしてくれる効果も。日中眠かったり体がだるいと感じたりしている人は、一汁一菜を取り入れることで、日中のパフォーマンスアップが期待できます。
良いことがいっぱいの一汁一菜。ボリュームや栄養面をカバーするために、毎回具の種類を変えたり、料理の彩りや食器にこだわったりすれば、家族も飽きずに食べてくれそうですね。
みんなの『一汁一菜』SNSで見てみよう♪
香の物はなしでもOK! みんな型にはまらず、ラフに一汁一菜を楽しんでいます♪
簡単なのに栄養たっぷり!秘訣は調味料にこだわること
こちらの方が作ったお味噌汁のお味噌は、“たんぱく質が豊富な大豆を麹菌で発酵させたもの”なのだそう。一見シンプルに見える食卓でも、素材ひとつひとつの栄養価にこだわれば、しっかりと栄養を摂ることができます。
食感が楽しい!主食を雑穀米や玄米にしたヘルシーな和食
いつもの和食も主食を雑穀米や玄米にすると違った印象に。食感も楽しめ、栄養価もアップします。
パンケーキだってアリ!カフェに出てきそうな洋風
たまには洋食も食べたい! そんなときはパンケーキを主食にした洋風もアリ。がらりと印象が変わります♪
全粒粉は、小麦粉よりも食物繊維やビタミン、ミネラル類が豊富。シンプルでありながらも、子どもの要望も叶え、栄養価にも気を遣った素敵なメニューですね。
パパも喜ぶ!ボリュームおかずを取り入れた中華風
こちらは、おかずが一品追加された献立です。みんなが大好きなエビチリがメインの中華風。がっつり食べたいパパも喜びそう♪
栄養もしっかり摂れる薬膳スープは、時間のあるときにいっぺんに煮込んで冷凍しておいたのだそう! 忙しいママも必見のメニューです。
手間をかけずに食事が楽しめる、そして子どもにもしっかりと栄養を摂らせてあげられるなら、ママも少し気がラクになりますよね。
「今日は味噌汁にどんな具材が入っているかな?」と子どもとお話するのもおすすめですよ♪
毎日の食事作りに疲れているママたちは、ぜひ取り入れてみてくださいね♪
TOP PHOTO/decoplus/Shutterstock
参照/
KOKOCARA「「一汁一菜でよいという提案」土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法」
IN YOU journal「10年医者いらずの健康な体に!最もシンプルな粗食生活「一汁一菜」のすすめ。」
macaroni「よく目にする「全粒粉」とは?基礎知識を押さえよう」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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