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2019.01.17

子どもが“夜型”なのは生まれつき!?体内時計は遺伝子によって決まる!?

子どもが“夜型”なのは生まれつき!?体内時計は遺伝子によって決まる!?

パパもママも早寝早起きの習慣があるのに、なぜか子どもだけは朝が苦手で夜の方が元気…なんてことはありませんか? 何度言い聞かせても早く寝ないし、なかなか朝起きられない…と悩むママもきっといることでしょう。

子どもが夜型人間なのは、実は生活習慣だけでなく“生まれつき”の可能性もあるみたいですよ。

体内時計は人それぞれ違う!?

「早寝早起きは規則正しい生活の基本!」。私たちはそのように小さい頃から教えられてきましたよね。実際に、「夜遅くまで起きているから朝なかなか起きられないんだ」、「夜更かしと朝寝坊は怠け者」といったイメージを強く持つ人も多くいます。

ところが、そんな“常識”とされていた考えを覆す説が! カリフォルニア大学の睡眠科学者であるマシュー・ウォーカー氏によると、“朝型人間”か“夜型人間”かは、実は遺伝子によって決まっているんだとか。

そして、人口の40%が朝型、30%が夜型、残りはその中間に当たるんだそう。なんと、3人に1人もの割合の人が“遺伝子的なレベルでの夜型人間”だということになるのです。

つまり、夜型人間なのは本人の意識の問題ではなく、遺伝子の要素が強いのでやむを得ないというわけなんですね。

子どもも例外ではない!夜型遺伝子の子どもたち

これは、何も大人に限ったことではありません。子どもも同じく朝から調子が良い“朝型遺伝子”のタイプと、夜に調子があがる“夜型遺伝子”のタイプに分かれます。

これは体質の問題なので、夜型の子を無理に朝型に矯正させるようなことははっきりいって難しいと考えられます。もちろん、夜型だからといって子どもを必要以上に責めたてるのも良くありません。

夜型の子どもは朝の運動習慣が効果的!

ただし、夜型の子であっても、早朝に勉強するクセを付けておくほうが学校の成績が上がるというデータもあります。

その理由は、試験が行われる時間帯は夜中ではなく朝だから。朝に頭がきちんと働くように訓練をしておくことは、夜型の子にとっても有利なのです。

また、夜型の子が朝に脳を活発に働くようにするために効果的なのは、“朝の運動習慣”です。朝早めに起こして運動をさせることで脳が活発に働くようになり、成績アップにつながるそう。

しかも、この習慣の効果は朝型の子よりも夜型の子の方がぐんと高いと言われているので、試す価値は十分にありですね!

ただし、元々朝が苦手な子どもにとって、朝の活動はツラいと感じることも。無理をさせない程度に少しずつ試してみると良いかもしれませんね。

朝型、夜型は遺伝子の要素が強いとはいっても、もちろんママやパパが夜遅くまで子どもにテレビを見せているなどの生活習慣の影響で夜型人間になってしまう子もいます。

一方で、どんなにママや周りの大人が気をつけていても、子どもが朝起きられない…という場合にはその原因は遺伝子にあるかも!? そんな場合には、ママは必要以上に自分や子どもを責めずに、子どものペースに合わせて生活習慣について考えてみてくださいね。

PHOTO/pathdoc/shutterstock
参照/ Cafeglobe「夜型は怠け者じゃないよ。クロノタイプ・ダイバーシティの考え方」
中学受験ナビ「朝型と夜型は遺伝子のタイプによって変わる! 受験医学のカリスマ、ドクター吉田の脳を育てる勉強法(1)」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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