デトックスの習慣を取り入れて、女性ホルモンを整える

参照：写真AC

家事と育児、仕事にと忙しく日々を過ごしていると、
ふと「なんとなくだるい」「疲れがとれない」という時はありませんか。

真面目な女性ほど、忙しくても中々人に頼めなかったり、お子様がまだ小さくて、ゆっくりと休む時間が取れないということもあるかもしれません。

さまざまな女性の体の不調は、女性ホルモンのバランスがくずれていることが原因ひとつです。
もしバランスがくずれても、食事や睡眠のとり方などに気をつけることで、女性ホルモンのバランスを正常な状態に戻すことができます。

そして、そのキーワードとなるのが「排毒（デトックス）」です。

わたしたちは食べ物から栄養を吸収し、代謝しながら不要なものは、便、尿、汗として排出しています。このサイクルがうまくいかないと、女性ホルモンのバランスがくずれ心身の不調をもたらします。

例えば添加物や農薬を使ってつくられた野菜、スマートフォンやテレビからの情報量過多など、日常生活にひそむあらゆる毒を「排毒」していく方法を今回はいくつかご紹介します。

白湯を飲んで消化力を活発にする

参照：写真AC

体調が良くないときは、多くの場合、消化機能が落ちています。
白湯を飲むと、血管や消化器官のつまりがとれたり、だ液が誘発されて消化機能が高まると言われています。
飲酒した翌日も、白湯をたっぷりとることで、肝臓の働きを助けることができます。

また、体の中から潤い、乾燥を防ぎます。
粘着性が強い毒素を溶かし、血液に乗せて排出を促すため、腸内のガスの誘発を抑え、便秘やむくみ、肌トラブル、不眠の改善に効果的です。
体を温める効果もあり、一日700～800㎖を目安に飲むとよいそうです。

加工食品を控えて、炊き立て、つくりたてを食べる

参照：写真AC

「料理が面倒くさい」、「つくる時間がない」と言って、現代人は加工食品やレトルト食品、
インスタント食品などを使用することが急激に増えました。

しかし、これらの食品には、さまざまな添加物が含まれていたり、できたての新鮮な活力がある状態ではないので消化に負担がかかったりします。

常食すると、体内に毒素が溜まりやすくなるので、なるべく利用しないように気をつけましょう。
ファーストフードやチェーン店、コンビニのおにぎりについても同様です。

調理されてから時間が経っているものをいただくより、できるだけつくりたての食事を食べるようにしましょう。
特に、炊き立てのごはんは、五感が程よく刺激され元気の元となります。

自然の力を借りて心と体を一気に排毒

参照：写真AC

わたしたちの生活は、電子機器など人工的なものであふれています。

ときどきは、海や山へ出かけてください。
とくに緑あふれる山は、きれいな酸素を体いっぱいに取り込め、心も潤います。
イライラしたり、焦ったり、クヨクヨしている心を慰めてくれます。

また、身近な自然は、忙しいときでも、心と体を鎮め、慰めてくれるレスキュー・アイテムとなります。お部屋に切り花や観葉植物でも構いません。身の回りに自然を置いてください。

「何も考えない時間」をつくる

参照：写真AC

毎日、脳は見聞きしたものを考え、判断や選択をしたり、過ぎたことを後悔したり、先に不安に思ったりと忙しく働いています。

脳は四六時中働いているので、たまには休息させることが必要です。
脳を休ませるのにもっともよいのは、質のよい睡眠です。
または、ただただボーっとする時間をつくりましょう。

何かしていないと落ち着かないという場合は、あまり頭を使わずに出来る単純作業（靴磨きや編み物、料理など）が最適です。
座禅や瞑想なども無心になるので、良い方法ですが、慣れなければ、身近なことで頭を使わずに出来ることをやってみてください。

「夢中・没頭」がポイントです。