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2014.01.21

“なんとなく行事”を卒業!『節分』の常識~豆まき編~

“なんとなく行事”を卒業!『節分』の常識~豆まき編~

今年は節分をする意味、
ちゃんと分かってます!
家族にも教えたい
『節分』の豆知識★


行事としては、ちょっと地味な印象の『節分』。「気づいたら終わってた… 」なんて人も多いのでは?
そこで!豆まきそのものの由来や正式なやり方など、今までなんとなくしか知らなかったことをここでハッキリさせちゃいます!



“なんとなく行事”を卒業!『節分』の常識~豆まき編~_1

季節の変わり目は悪い気が入る
→『節分』は邪気払いの行事!

煎り大豆を夜に家族全員で
「鬼は外!」「福は内!」と投げ、
豆を食べて終了♪

地方では“落花生”で!?
鰯(イワシ)や柊(ヒイラギ)
を飾って鬼を撃退!



“なんとなく行事”を卒業!『節分』の常識~豆まき編~_2

“豆まき”で福を呼び込もう!
『節分』は立春の前日に行うもの。季節の変わり目は昔から「悪い気」=「邪気」が入りやすいと言われているので、『節分』はこの“邪気”をはらって福を呼び込むための大切な行事なのです。

じゃあ、“邪気“の象徴がなぜ「鬼」なのか。それは「鬼(おに)」が、中国の「陰(いん)」という文字に由来しているから。「陰(いん)」は目に見えない“気”、つまり“邪気”に通じるのだとか。
また、“隠れているこわいもの”として「隠人(おんにん)」が変化したという説もあるようです。

そして、なぜ「豆」をまくのかというと、大豆には良い霊が宿るとされ、その霊が悪霊を追いはらうからとされているそう。

“なんとなく行事”を卒業!『節分』の常識~豆まき編~_3

正式な“豆まき”を知ろう!
<正しい豆まきのポイント>

煎り大豆を用意。家族全員そろったら、鬼が来るとされる夜に窓を開けて「鬼は外!」、今度は窓を閉めて「福は内!」と部屋の中に豆をまく。

豆まきは奥の部屋から行う。順に鬼を追いだし、最後は玄関に豆をまいて終了。


締めに厄除けを願って、自分の年の数より1つ多く豆を食べる。

“なんとなく行事”を卒業!『節分』の常識~豆まき編~_4

地域によって微妙にやり方が違う!?
北海道・東北地方では豆まきに煎り大豆ではなく、「落花生」を使うそう!殻付きなので、衛生的(笑)です。

また、昔から鬼が大嫌いとされていた「臭いイワシの頭」 &「痛い柊のトゲ」 は家の戸口におくことで、鬼の侵入を防ぐ役割があったんです。『節分』にイワシ料理を食べる家庭も多かったようですね。


今年は、100円ショップなどで手に入る材料を使って、豆を入れる枡(ます)を和紙でかわいくデコってみたり、厄払いのアイテムを部屋に飾ってみてもいいかもしれませんね!


文/安田歩美





 


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