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2014.03.14

口呼吸で歯並びガタガタ!?幼少期から『鼻呼吸』しよう

口呼吸で歯並びガタガタ!?幼少期から『鼻呼吸』しよう

日本人の半数以上が口呼吸!
その口呼吸がさまざまな病気の
原因となる可能性がある!!



口呼吸で歯並びガタガタ!?幼少期から『鼻呼吸』しよう_1

無意識のうちに口が
ポカンと開いてしまうのは
口呼吸の証拠!

口呼吸だとぐちゃぐちゃの
歯並びになってしまう
可能性アリ!

小さいうちに鼻呼吸へと
矯正すれば大丈夫!!



口呼吸で歯並びガタガタ!?幼少期から『鼻呼吸』しよう_2


口呼吸だと良いことがない!
幼少期に治しておくのが◎!!

ほとんどの人が、「自分は鼻呼吸している」と思っているようですが、無意識のうちに口呼吸をしてしているという人がかなり多く、日本人の半数以上が口呼吸をし、小学生以下に至っては、8割が口呼吸をしているんだそうです。

まずは鼻呼吸ができているかどうかチェックしてみましょう。


① 普段気が付くと
  口が開いている


② 
目が覚めた時、
  唇が乾いている


③ 
目が覚めた時、
  喉がヒリヒリする


④ 
おねしょをする

⑤ 
口内炎ができやすい


⑥ 
歯をちゃんと磨くのに、
  虫歯ができやすい


⑦ 
風邪を引きやすい


⑧ 
鼻が詰まりやすい


⑨ 
食事中にクチャクチャ
  音を出しながら噛む


⑩ 
上を向いて寝るのが苦手
  (横向き、うつ伏せで寝る)



以上の項目でひとつでも当てはまると口呼吸の可能性アリ。要注意です!



何故日本人は口呼吸に
なりやすいの?

人間も他の動物と同じように、赤ちゃんの時は鼻呼吸をしています。母乳やミルクを飲んでいる間は、口が使えないので鼻呼吸の習慣は忘れません。

ところが!大きくなって喋り始める時に、言葉と一緒に口で呼吸することを覚えます。同時期に、卒乳したり、おしゃぶりをしなくなり、口で空気を吸うようになります。

日本では卒乳の時期は1歳前後が一般的ですが、海外では3~4歳なんです。おしゃぶりやおっぱいを早いうちにやめることで、鼻呼吸の習慣が定着する前に口呼吸を覚えてしまうのだそう…。
こんな理由から、日本人は口呼吸になりやすいと言われているようです。



口呼吸によって引き
起こされる病気って?

リウマチ、ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患ですが、肺炎や腎炎も引き起こしやすく、さらに糖尿病や高血圧症、白血病、悪性リンパ腫、潰瘍性大腸炎などの原因にもなると言われています。



口呼吸が原因で出てくる
可能性がある障害は?
●歯並びが悪くなる
●味覚障害
●嗅覚障害
●睡眠時無呼吸症候群


ちなみに…口呼吸によって歯並びが悪くなってしまった少年の写真がコチラ↓
口呼吸で歯並びガタガタ!?幼少期から『鼻呼吸』しよう_3
小さい頃はかわいくてキレイな歯だったのに、数年後のAFTERは前歯が前に突き出して、歯並びだけではなく顔も変わっています…。


口呼吸をしていて良いことはひとつもありません。
さまざまな理由で、口呼吸になってしまっている方のために「鼻呼吸への矯正方法4つ」をご紹介します!


その1 
おしゃぶりをさせて
日常生活を送る

卒乳してもおしゃぶりを口に入れていれば鼻呼吸の習慣が定着します。4歳ぐらいまで鼻呼吸を続けていれば、それが習慣化します。

欧米では、口呼吸の弊害が早くから指摘されていて、3~4歳まで子どもにおしゃぶりをさせることが常識とされているそうです。
でも、日本ではもう少し早くにおしゃぶりを卒業するのが一般的…。「こんなに大きいのにまだおしゃぶり?」なんて言われないか周りの目を気にしてしまって、実践するのはちょっと難しいかもしれませんね。


その2
食事中は姿勢を正して
口を閉じ、ひとくち30回程、
両側の歯で噛んで食べる

現代の大人は5~10回程度しか噛まず、片側で口を開けたまま食事をする人もいるので、その子どももそれに習ってくちゃくちゃと食べる習慣が身に付いてしまっているようです…。ママもしっかり噛んで食べる習慣を身に付けましょう!


その3
医療用テープを口に貼り、
そのまま日常生活を送る

実践する際には、テープはすぐに外れるようにゆるく貼ります。きつくすると、くしゃみをしたときに口が開かず、鼓膜を破ってしまう危険性があるので要注意!
まさしく“矯正”という感じで、慣れないうちは不便そうですが、これなら簡単に始められそうですね。


その4
鼻孔拡大装置を
鼻にはめる

口呼吸の習慣になっている人は鼻が詰まっていることが多いようです。鼻孔を広げて鼻呼吸しやすくするのもポイント!

こちらは口を意識した“その1~その3”の方法とは異なり、鼻を意識したものです。普段開いている口を閉じるようにするより、普段使っていないところを使いやすくする方が実践しやすそうですね。





鼻呼吸への矯正は2~4週間で、効果は現れるのだそう。
また、鼻呼吸にすると集中力が高まり計算の正解率がアップするという結果も報告されています。

(参考:暗算の集中力に及ぼす鼻呼吸の影響)

これは、口呼吸をしているとき、身体に必要な酸素が十分吸収されておらず、酸素不足で能力が落ちていたことが原因だそうです。


口呼吸から鼻呼吸に転換するというのは、簡単な健康法。小さいうちに治せば歯並びが悪くなる、病気になるという問題を回避できます。体質改善、体力、集中力もアップするので、ぜひ今日から始めてみてはいかがでしょう?




【参考】
●『口呼吸のチェックシート
●西宮市歯科医師
 『口呼吸は万病のもと(1)




文/岡本梓(mamaPRESS編集部)





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