2015.03.18
悪口言うと顔が老ける!言葉が脳を攻撃するらしい
脳にも見た目にもダメージあり!良い言葉を口にする習慣を!
人の悪口って、言ってはみたものの後味が悪かったりしますよね。それは脳が言葉に反応して、ひいては自分を攻撃する結果になっているからかもしれません。悪口って老化の原因になるんです!
- ★皮肉や悪口ばかりを言っている人は、そうでない人に比べ老化が進む
- ★脳は自分が発した悪口を、自分に向けられたものだと勘違いして自分を攻撃する
- ★悪口が意地の悪い表情を習慣化させ、見た目も老ける
悪口が自分の脳を攻撃する?
東フィンランド大学の脳神経学者アンナ・マイヤ・トルパネン博士のチームが、平均年齢71歳の1449人を対象行った「言葉と認知症のテスト」のよると、「皮肉屋で人を信用できない」人は平均に比べて、認知症になるリスクが3倍も認知症も高くなることがわかったそうです。
このように普段から悪口ばかり言っていると、ストレスホルモンが大量に放出され、ストレスで脳にダメージを及ぼすというのです。つまり、自分の言葉で自分の脳が攻撃されてしまうということなのです。
言葉と脳の密接な関係
言葉と脳の関係は密接です。脳は、発せられた言葉が誰に向かっているものなのかを理解している部分とそうでない部分があるそうなのです。ですから、悪口を言うとその言葉が自分に向けられたものだと脳が勘違いしてストレスが溜まる、という仕組みです。
悪口を言って気分がすっきりするどころかモヤモヤしてしまうのは、この作用。反対に良い言葉を発することを心がけていれば、心身に良い影響を及ぼしてくれます。
悪口が顔も老けさせる
また、悪口を言っているとき、人は意地悪な表情をしているもの。眉間に皺ができたり、口角が下がり、ほうれい線もくっきりとしてしまいます。この表情も習慣化してしまえば、自分の普段の顔となり、老け込んでしまうのです。
それでも、誰かに愚痴を聞いて欲しい時もありますよね、そんな時は、溜めこみ過ぎずに吐き出してしまうのも悪いことではありません。ただし、無意識に悪口が口をついて出るような習慣は避けるように心がけましょう。
愚痴を吐き出す以上に、感謝の言葉や明るい言葉を口にする意識付けをしていきたいですね!
文/矢野はな
PHOTO/Lara Cores
参照/
認知症で要介護にならない脳トレ予防の老年若脳
真実を探すブログ