2015.06.01
30歳3児ママが〝マンバギャルママ〟になる驚くべき理由
6月1日(月)渋谷のセンター街に突如現れたヤマンバギャル。通称マンバ! このマンバギャルたちの正体、実は全員正真正銘の〝ママ〟なんです。
どうしてママがマンバに? 渋谷でなにをやってるの? 聞きたいことがたくさーん!
今回はこのイベントの主催者で30歳3児のママ、心育児(こころいくじ)研究家として今もなお全国のママたちから熱い支持を集める日菜あこさんに話を聞いてきました。
とても3児のママに見えない!(左)日菜あこさん
今、なにをやってるの?
「今日は〝うちら的、世直し大作戦~!〟ということで、渋谷にいるみんなを仲良くしちゃおう!というイベントをやっています!
悩んでいたり、孤独に子育てをしてる、いろんな環境のママがいるんだけど、どんなママでも集える居場所を作りたいと思って、ママサーを立ち上げました。
今日〝マンバギャルママ〟になったのは、昔マンバをやっていたママがいて、その頃みたいになんでも楽しんでできる気持ちを取り戻そうという話になったから。
ママたちは毎日家事とか育児に追われて一日が終わるでしょ。だから、仮装してイベントに参加するような非日常がとても楽しいし、やった後はまた明日から頑張ろうって思えるんですよ。
今回この世直しに賛同してくれた21歳~30歳のママ17名と、その子どもたちが参加しています」
なぜこのイベントをやろうと思ったの?
「はじめにこのイベントをやりたいと思ったのは〝ベビーカー問題〟。ママたちが電車にベビーカーで乗ることに対して、批判やよく思わない人たちがたくさんいますよね。
なんでだろう・・・って考えたときに、〝みんなが仲良くないからじゃない?〟 でも、〝友だちが困ってたら、助けるよね?〟って思って。
みんなが仲良くなれば、助け合えるよねって話になったんです」
今日じゃんけん列車をやってるのはどうして?
「うちら大人は子どもたちに〝子ども同士みんな仲良くしなさい〟ってよく言うのに、大人同士はできてないんですよね。
だから、子どもたちが仲良くなれるじゃんけん列車を大人たちもやれば、仲良くなれるはずじゃん!ってことで渋谷でやることにしたんです」
これから、どうしていきたい?
「今の目標は、〝全国の中学校に給食を!〟ってこと。たとえば、横浜市の中学校は全校給食がないんです。
だからママたちは毎日お弁当を作るのが大変で、実際は買ってきた食材を詰めたりしている人も多いんですって。
給食さえあれば、給食作りにかかっていた時間を子どもと過ごす時間に充てられるし、ママにもゆとりが生まれるでしょ。
全国のママたちがもっと楽しく子育てができる世の中にしていきたいって思ってます」
マンバギャルママたちが渋谷に集った理由。それは子どもを育てる親として、もっと全国のママたちが子育てしやすい環境を望む社会的アクションの第一歩でした。
「世の中の大人同士がもっと仲良く。全国の中学校に給食を。」
みなさんは、どう思いますか。
取材・文/大脇香織(mamaPRESS編集部)