2015.06.09
子どもと一緒にお呼ばれした結婚式 注意しておきたいマナーとは?
6月に結婚すると、幸せな結婚生活が送れるという「ジューンブライド」。
お呼ばれしたけれど、子連れでは迷惑をかけないかしら…とちょっぴり不安なママも多いはず。どうやって静かに過ごさせれば? 子どもの衣装は? マザーズバッグは? ご祝儀はいくらになる?と、初めての経験にたくさんの「?」が浮かびますよね。
そこで先輩ママたちの経験をもとに、子連れでも結婚式を楽しめるポイントをお教えします♪
【子どもの支度編】花冠がキュート♪ ファストファッションでおめかし
●子どもの衣装
一番気になるのが、子どもの衣装。とはいえ、何度も着るものではないので、ネットやファストファッションブランドで、お得におめかしを楽しみましょう!
中には、「妹の結婚式に参列するのに、0歳~小学生の女の子のいとこ同士5人におそろいのワンピースをネットで購入。当日は大好評でした♡」というママも!
先輩ママの経験からは、比較的お得な価格帯で、『正装っぽい衣装』選びが成功のカギのようです。
「H&Mで蝶ネクタイ付きロンパースをゲット!黒い蝶ネクタイがかわいかった」という男の子ベビーのママや、「靴は西松屋がおすすめ! サイズがベビーからキッズまで豊富なので、兄弟お揃いでそろえました!」というプチプラ派の声が多く聞かれました。
●子どもヘのアスタイル
男の子のヘアセットの力強い味方は、パパの整髪料。
ポイントはサイドを後ろに流すこと! 短髪であればトップを無造作にクシュクシュっと遊ばせ、長めであれば前髪をサイドに流すとおしゃれ感がアップします。
女の子のアップスタイルは、ママの支度に加えて時間がかかって大変なので『花冠』がおすすめ。
百均などで花材を買って、フローラルテープでつなぎ合わせれば、プチプラ花冠の完成です! ナチュラル感があってとってもキュートですよ。
【ママの支度】マザーズバッグの代わりに『紙袋』。授乳ケープも忘れずに!
●ママの衣装
授乳期のワンピースは残念ながら不便です。さっと開閉できる、前開きボタンタイプのブラウスがおすすめ。
透け感のあるシフォン素材や光沢のある素材で高級感を出し、ショールやコサージュで華やかに仕上げましょう。
●マザーズバッグ
オムツや着替え、ミルクなど、クロークに預けるわけにもいかないたくさんの荷物。でも、普段使いのマザーズバッグを持ち込むわけにもいかないですよね。
こんな時は大きめのキレイな紙袋を代用! 厚手で落ち着いた色のものを使いましょう。ない場合は百均で調達しても◎
また、授乳スペースがない場合もあるので、目隠しになる授乳ケープは必須アイテムです。
【当日の注意点】披露宴をお昼寝タイムに♪ ママはゆっくりお食事を
静かなシーンが多く、時間も長い披露宴。一番困るのが眠くなったときの「グズグズ」ですよね。
子どもを退屈させないためにゲームはOK? おもちゃはOK? お菓子は?
…どれも正解はありませんが、マナーは大切にしたいところ。「音の出ないおもちゃ」は原則!
ケータイやゲームを与えるのであれば、イヤホンを忘れずに。
食べ物の持ち込みが可能かどうかを事前に式場にも確認し、ガサガサ鳴るお菓子の袋なども詰め替えて持って行ったほうが好ましいですね。
また、まだお昼寝が必要な赤ちゃんには、披露宴の時間をお昼寝に当てる「お昼寝大作戦」がおすすめ!
「子どもが10ヵ月の頃、教会での挙式中は眠くてもひたすら抱っこしたりあやしたりして起こしておいて、披露宴の開始と共におやすみタイム! そのままベビーカーをテーブルクロスで隠して見えなくし、の~んびり食事や披露宴を楽しみました」というママの声も。
作戦が見事に奏功して、ゆっくり過ごせたそうです。
ミルクの赤ちゃんは、事前に会場のスタッフにお願いして、お湯を用意しておいてもらうのもグズリ対策では必須です。
【気になるマナー】子どもの分のご祝儀はいくら必要?
子どもの分をどれくらい出せばいいのか、迷うところですよね。厳密に言うと出した方が望ましいようですが、ママたちの多くは、「親戚は5万、10万と出すので子どもの分まではさすがに…」と考えているようです。
一方で、「仲良しのお友だちの結婚式では、3万+プレゼントにしました」という声も。
当日プレゼントはバタバタするので、事前に「結婚式、楽しみにしています」というお手紙を添えてプレゼントを贈ると、気持ちが伝わって喜ばれるかもしれませんね!
空気を乱すようなことがなければ、子どもと参列する結婚式はマナーを学ばせる絶好のチャンス! 親子で着飾るなんて、七五三以外あまりないのでいい記念にもなります。
女の子とママはヘアアクセサリやコサージュで、男の子はパパとチーフでお揃いコーデを楽しんでみるのもいいですね♪
思いっきりオシャレして、せっかくの「非日常」を楽しんじゃいましょう!
文/大楽眞衣子
参照/結婚情報メディア ハウツー「結婚式、子連れ参列のご祝儀とマナー」
大楽眞衣子
横浜市出身。大学卒業後、大手新聞社の記者として勤務。数年間の記者経験を経てフリーライターに。実家から遠く離れた静岡県で、3歳5歳7歳の男の子3人を子育て中。長男出産か...
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