2015.06.16
ギャン泣き・グズグズも即解決! 『スリング』で親子の絆も深まる
赤ちゃんを抱っこするためのベビーグッズはいろいろありますが、いま注目なのは『スリング』です。
密着度がかなり高いので、抱っこされている赤ちゃんだけでなく、抱っこしている側の安心感もぐっとアップ!
多くの抱っこ紐でネックになっていた、肩こりや腰痛などママの体の負担もかなり軽減される構造で、上手に装着すればスリングで抱っこしたまま食事やトイレにだって行けちゃうんだとか!
1枚の布で赤ちゃんを包み込む魔法のグッズ
スリングとは、ひと言でいうと『赤ちゃんを抱っこするための一枚の布でできた抱っこ袋』。形は少しずつ違えど、世界各国で昔から使われているものなんです。
また、従来の抱っこ紐よりも密着度が高く、重心も高いので、肩への負担が少なく重みもあまり感じません。
多くのスリングには肩の部分にリングがついていて長さの調節ができるので、最も心地よい赤ちゃんとの距離感を自分で作り出せます。
寝ない、反るなどの悩みもスリングなら即解決!
スリングの中の赤ちゃんはどんな姿勢になっているかというと、足の部分は股関節にやさしい『M字ポーズ』。
背中はしっかりと丸まっていて、まさにママのお腹の中にいたときのポーズが再現されています。『スリングは第二の子宮』とも言われているくらい。
だからこそ、スリングに包まれた赤ちゃんはとってもリラックスしています。
赤ちゃん、特に新生児は、平らな場所に寝かされると体が反り返ってしまい、なかなか寝なかったり、グズグズと不機嫌な状態が続くので、困っているママも多いのでは?
それがスリングで包んだ瞬間、ギャン泣きしていた子もあっという間に泣き止み、スヤスヤ眠りにつくことも珍しくありません。育児の悩みも解決してくれちゃう、超優秀なグッズなんです!
密着度MAXだから、絆もMAX!
最近では「抱っこすることで愛情ホルモン・オキシトシンが大量に分泌される」と科学的にも証明されていて、抱っこの重要性が強く謳われています。
赤ちゃんとの密着度が高いスリングは、そんな愛情ホルモンがたっぷり分泌されるから、親子の絆がぐっとアップ。
また、スリングの中の赤ちゃんは、ママが常に視線を合わせられる距離にいるので、赤ちゃんが出すちょっとしたシグナルにもすぐに気付くことができます。
我が子の要求にすぐ気付いて応えられることはママとしての自信にも繋がり、赤ちゃんもそんなママへの信頼度が増すこと間違いなし!
パパやおじいちゃん、おばあちゃんも気軽に使えるので、スリングが一つあれば、家族みんなが赤ちゃんとの一体感を楽しめるんです。
使い方をマスターするのには少しコツが必要ですが、育児をより快適にしてくれるスリングは本当にオススメ!
筆者も、スリングに包んだ直後にピタリと泣き止み、ニコニコになった赤ちゃんをたくさん目にしてきたので、次の子が生まれたら、スリング育児を実践する予定です。
かさばらないので持ち運びにも便利といいコトづくしのスリング、ぜひ試してみてくださいね。
文/水谷 花楓
PHOTO/Steve-©-foto、Jerome Chi
参照/
Baby sling alma de amma「スリングとは?」
AKOAKO*STUDIIO「akoako的スリングのススメ」
KOSODATE.COM「ベビースリング」