2016.01.17
試す価値あり! いつものお米がグッとおいしくなる裏技教えます!
日本人なら毎日でも食べたいお米。近ごろは種類が増え、産地や銘柄によって味が全然違います。毎日おいしいお米を食べたいけれど、高いお米を買い続けるのは家計に負担がかかってしまうし、できれば避けたいですよね。
でも大丈夫! いつものお米でも炊き方の工夫次第でその味がグッと変わるんです! 実は筆者もお米の炊き方を変えたことでお米の輝きが変わり、驚いたばかりなんです。今年はいつものお米をもっとおいしくいただいてみませんか?
お米は冷蔵庫で保存、洗うときは『優しく急いで』が鉄則!
まず押さえておきたいのがお米の保存方法と研ぎ方。お米をおいしく保存するためには、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れるのがベストです。ペットボトルに入れて保存すれば保存場所も取りませんし、計量もしやすいのでおすすめですよ。
そして研ぐときのポイント。「お米は掌でゴシゴシと」の時代は終わりました。精米技術が進歩している今、お米を研ぎすぎることは、逆にうまみを逃がしてしまいます。「優しく、急いで」がおいしいお米への近道です。
1回目の水はヌカのにおいが強いので、お米に浸透する前にさっと捨ててしまいましょう。この2つを変えるだけでもお米の味は変わります。
お米はきっちり戻してから炊く
料理研究家でおなじみの土井善晴さんは、お米を均一に水で戻してあげればどんな炊き方をしてもおいしいといいます。
やり方は簡単。いつも通りにお米を研いでからザルにあげて40分以上置いておくだけ。あとは通常通りに炊けばOKです。実は筆者もこのやり方を真似しているのですが、この“洗い米”を作るようになってから、お米の輝きが変わりました! キラキラとしている上に、お米の味や香りを濃厚に感じられるようになったんです!
この洗い米、密封容器に入れて冷蔵庫で保存できるので、出勤前や就寝前に準備しておけば短時間でおいしいお米が炊けるというのも嬉しいポイントです。
どれを試してみる? 一緒に入れて炊くとおいしさが増す食材のあれこれ
お米を炊くときに、氷や蜂蜜を一緒に入れると一段とごはんがおいしくなるって聞いたことはありますか? 一緒に入れることで甘みが増したり、ふっくらとした食感に変わったりするんです。以下に一緒に入れるとおいしくなる食材と適量を記載しますので、お好みに合わせてぜひ試してみてくださいね!
もち米…米の量の1割程度
お米のパサパサ感が減ってふっくらおいしくいただけます。炊きこみご飯を作るときなども、もち米を入れるとボリューム感がアップしておいしくなりますよ。
日本酒…お米1合に対して小さじ1~2
古くなってにおいの出てきたお米も香りよくいただけます。ふっくらと甘みたっぷりに炊きあがるのですが、日本酒の香りが気になる人は量を加減しましょう。
蜂蜜…お米1合に対して小さじ1/2程度
蜂蜜に含まれる酵素“アミラーゼ”がお米の甘さを引き出します。ふっくらと炊きあがるのも嬉しいですね。
氷…水量は少し少なめ。氷を2個
冷たいお水で炊いたお米はおいしい、と聞いたことがありませんか? 沸騰するまでに時間がかかるほうがお米は甘く、おいしくなります。
お米は炊きたてが一番ですが、いつも炊きたてを食べられるわけではありませんよね。炊飯器の保温モードはお米がどんどんパサパサになってしまいます。残ったお米は保温せず、荒熱が取れてから冷凍庫か冷蔵庫に入れて、食べるタイミングで温めるとおいしさがあまり損なわれないのでおすすめです。
いろいろとお米の炊き方をご紹介しましたが、硬さや味には好みがあります。あなたに合った裏技をぜひ、見つけてみてください。
参照/
NOBU 1-net「洗い米」にすれば、お米の炊き方にこだわらなくても、おいしいご飯になる。土井善晴先生のレシピ本から。
九州ビジネスチャンネル 炊飯器でもいつもと違う?!おいしいご飯の炊き方!!
livedoorNEWS 古い米を炊くときに氷を投入するだけでおいしくなると判明
ばずめも 炊飯アレンジ!ご飯炊く時入れるだけでおいしくなる8の隠し味
minami
1984年生まれ。新卒で入社した会社で求人広告の書き方を覚え、人に何かを伝えることの楽しさを知りました。退職後は求人関連のコラムを書いていました。今は4歳と1歳の怪獣2匹に囲...
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