2016.02.23
『産後2日で退院!?』里田まいもビックリのアメリカの出産事情
今月15日に第1子となる男の子を出産した、ヤンキース田中将大投手の妻でありタレントの里田まいさん。母子共に健康で本当におめでたいニュースです!
アメリカでママとなった里田さんは22日のブログの中で、「産後2日で退院は驚き!アメリカの方はかなりタフです」とコメントしました。
日本では産後1週間ほど入院するのが普通ですので、確かに早すぎる…と感じてしましますね。
そんな里田さんも驚いた、日本とアメリカの出産の違いをみていきましょう。
出産後の入院は最長4日だけ!?
アメリカは日本に比べ、出産してから退院までの期間が非常に短いことで有名です。 通常の分娩ではたったの1泊~2泊程度!帝王切開でも、長くて4泊というから驚きですね。
さらに、退院後2日目からさっそく赤ちゃんを連れ、検診のため足を運ばなければなりません。 アメリカのママのタフさにはビックリです!
アメリカでは「出産後早く、日常生活に戻る方がいい」と考えられているようです。 また出産に痛みを伴わない無痛分娩も主流なため、入院期間がこれほど短いのでしょう。
普通日本では退院までの1週間に、新生児検診もしてもらえますし、沐浴や授乳の指導も受けられますので、初めてお産をするママにとってはアメリカの制度は少々不安に感じてしまうかもしれません。
世界一高い出産費用、最高で120万円!?
日本での出産にかかる費用は、平均して40万~50万程度といわれています。
それに対し、世界最高額ともいわれるアメリカでは90万くらいから、帝王切開になると120万もの費用がかかるそうです!さらに入院日数が増えると、その分費用もかさむため、早く退院するのが一般的なんだとか…。アメリカでの出産はお金がかかりますね!
なぜこんなに費用がかかるのでしょうか?
理由の1つに、「支払いシステムのちがい」があります。日本では出産にかかる費用を病院に一括で払うのが一般的。一方アメリカでは、医師それぞれに個別に払うというシステムをとっています。
無痛分娩で麻酔を利用する場合は麻酔医に、産後の子供のケアには小児科医に…といったように、医師ごとに費用の支払いをしなくてはならないんだとか…。
なので、アメリカでは出産前に「病院探し」ではなく、まずは「医師探し」から始めるそうです!
「自分に合った最適のお産をしたい!」と考えるママにとっては、アメリカの出産制度は、医師と面接し相性もよく見極められるのでいいかもしれませんね。
ですが、日本のように産後も手厚く指導やサポートはしてもらえないので、初めてのお産をするママにとっては、アメリカ式の出産に慣れるのはちょっと大変かもしれませんね…。
参照/里田まいオフィシャルブログ
ココマガ 「海外出産|日本人がアメリカで出産する費用やメリット」
Wotopi 「アメリカで帝王切開すると1,200万!世界の出産費用比較」
世界の子育て研究所 「日本とアメリカ、出産事情のちがい」