2016.04.30
『着やせのコツ』をつかんで春夏を乗り切る6つのテク
春から夏にかけて“薄着の季節”がやってきますね。身体のラインがわかりやすくなり、「ダイエットが間に合わない!どうしよう…」とお悩みのママへ。服の選び方や着方を工夫すれば、いつもよりスリムな印象を与えることができるんですよ。
ボーダーよりストライプを選ぶ
横縞のボーダーと、縦縞のストライプを見比べてみましょう。どちらも同じ大きさの画像です。
■ボーダー
■ストライプ
ストライプの方が縦のラインが強調されてスッキリみえますね。ストライプ柄は着やせするだけでなく、背が高くみえる効果もあります。縦縞の幅は、細いほどスリムにみえますよ。
ウエストのくびれを強調
ウエストのくびれを強調することで、メリハリが出て痩せてみえます。ここでの合言葉は“ボン・キュ・ボン”。ワンピースやジャケットを選ぶ際は、切り替えがウエストより上にあるデザインを選ぶと足が長く痩せてみえますよ。
また、カーディガンやシャツは、ウエストより上の位置でボタンをとめると着やせ効果があります。シャツをインしたり、裾を結んだりするのもグッド。お腹側だけインすれば、流行りの“こなれ感”が出ますよ。
PHOTO/Robert Bejil Photography
アウターを収縮色にする
ブラックやネイビーなどの収縮色は、実際よりも痩せてみえる効果があります。ですから、アウターを収縮色にすると全体的に痩せてみえます。暖色系の赤・黄色などや、膨張色の白などは太ってみえてしまうので、アウターに使うのは難しいです。
次の画像のベージュのコートとブラックのコートでは、ブラックの方が痩せてみえますね。
PHOTO/Jack Wu’s Photos 吳泊峻
PHOTO/Jack Wu’s Photos 吳泊峻
また、インナーが白でアウターが収縮色の組み合わせはスマートにみえます。
暖色系や膨張色はベースカラーとして使うのではなく、インナーなどのアクセントカラーとして取り入れるとスッキリします。収縮色は全体に取り入れても良いですが、下半身など気になる箇所に取り入れると着やせ効果がありますよ。そして靴を選ぶ際は、パンツやタイツ・ストッキングと同系色にすると足長効果があります。
“首”とつく部分は出す
タートルネックや襟がつまった服は太ってみえるので、鎖骨がみえるU字やV字のデザインがおすすめです。顔周りがスッキリしますよ。長袖の場合は七分袖を選んだり袖をめくったりして手首を出すと、体の中でも細い部分である手首が強調されて痩せてみえます。
同様に、パンツも足首がみえる丈を選んだり、ロールアップして足首を見せたりすると、着やせするだけでなく、“こなれ感“が出てオシャレです。
全体のバランスを考える
トップスとボトムスのバランスを考えて、ゆったりしたデザインと、コンパクトなデザインを組み合わせましょう。たとえば、トップスがゆったりしたデザインの場合は、ボトムスはスキニーパンツやレギンス・ショートパンツなどを選ぶのが◎。
ボトムスが太めのパンツやフレアースカートの場合は、トップスはボトムスにインしたり丈の短いものを選ぶと太ってみえません。
チュニックはおばさんぽい印象に
最後に、太ってみえるNG着こなしを紹介します。
『チュニック』はお尻やお腹が隠れるので便利ではありますが、太ってみえるだけでなく、おばさんぽくみえてしまいます。どうしても着たい場合は、スキニーパンツなどのコンパクトなボトムスやヒールの靴を合わせて。ゆったりしたパンツのロールアップは、足首がみえてかわいいのですが、野暮ったくみえることもあるので、ヒールを合わせて女性らしい雰囲気を出すとベター。
バランスを意識して、下半身や二の腕などの気になる部分までピタッとした服を着ると、余計に太ってみえるので、気になる部分は余裕のあるサイズを選んで。着て楽な服ばかり選んでいると、体型も服装もどんどんおばさんぽくなってしまうので、服に緊張感を持つことも大切です。
どの服の組み合わせや色が自分に合うかは、実際にいろいろな服を着比べていくとわかるようになってきます。スマホなどで毎日その日のコーディネートを撮影し、見比べるのも楽しいですよ。さぁ、ポイントを押さえたら、すぐそこまで来ている“薄着の季節”を乗り切りましょう!
しみず
都内の大学を卒業後、青果物業界・金融業界勤務を経て、2010年に男の子を出産しました。現在は、子育ての経験を活かしながらライターをしています。健康オタクで、衣食住はできる...
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