2016.06.06
女性の6割が実感!「なんかやる気でない~」6月のモヤモヤの原因は“梅雨だる”だった!?
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。中でも梅雨には“梅雨だる”と呼ばれる不調があり、なんと女性の6割にこの症状がみられるそうです!
“梅雨だる”を防ぐには、どう対策すればいいのでしょうか?
女性の約6割がかかる“梅雨だる”の症状は?
雨の日が続く梅雨の時期は、体調不良が起こりやすい時期でもあります。特に女性は梅雨が体調へ与える影響を受けやすく、女性930人を対象に行われた調査によると約6割が「梅雨の時期に体調不良を抱えている」と回答しました。
梅雨の時期に起こる主な症状は、身体のだるさ、頭痛、冷え、肩こり、腰痛、むくみなど。さらに、疲労やストレス、イライラ、やる気の低下といった精神的な不調を感じる人も多いようです。
特に体のだるさを訴える人が多いことから、梅雨の体調不良を総称して“梅雨だる”と呼びます。梅雨だるは梅雨入りから梅雨明けまでの約2ヶ月間、ずっと持続してしまうことも少なくありません。
梅雨だるの最大の要因は“低気圧”だった!
梅雨だるの原因は、“気圧の変化が自立神経に影響を与えること”。…ちょっと分かりにくいですね。詳しく解説していきましょう!
まず、人間の身体には“交感神経”と“副交感神経”という2種類の自立神経があります。交感神経は、運動したり興奮したりするときに“身体を活発にする働き”を持っていて、反対に副交感神経は睡眠中やリラックスしている時などに“身体を休憩させる働き”を持っています。
そして梅雨によって気圧が低くなると、身体を休憩させる神経である副交感神経が活発に活動し、身体を休憩モードに切り替えてしまいます。この状態では、仕事や家事をがんばろうと思っていても気持ちに身体がついてこなくなり、「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまうわけです。
だるさや疲労感によって活動量が減ると、血行が悪くなり冷えや腰痛、肩こりなどが起きやすくなります。こうして、目には見えない気圧の変化が様々な症状を引き起こしているんですね。
梅雨だる対策法で身体の不調を乗り越えよう!
梅雨に体調が悪くなるのは「なんとなく」ではなく、医学的な根拠があったんですね。とはいえ、忙しいママは梅雨だるになんか負けていられません! 3つの梅雨だる対策で、だるーい体調不良を撃退しましょう。
食事前の3分間ラジオ体操
梅雨だるによる冷えや肩こりは、こまめな軽い運動で解消できることがあります。ストレッチやヨガ、簡単なエクササイズなどを一日3度の食事の前に行うことで、血行を促進したり関節・筋肉のこわばりを解いたりする効果を期待できます。おすすめはラジオ体操! たったの3分で、うっすら汗ばむほどしっかり身体を動かすことができますよ。
ジメジメするからって薄着は禁物!
ジメジメした空気が肌にまとわりつく梅雨は、ついいつもより薄着になりがち。でも、薄着の服装は身体の冷えを悪化させてしまうため、薄手のカーディガンやストールなどで冷えすぎを予防しましょう。特に、首や肩まわりには血管が密集しているため、冷やしすぎないよう十分注意してくださいね。
早寝早起きでメリハリのある生活
身体がだるくなりがちな梅雨は、いつまでも寝ていたくなって気持ちよく朝のスタートを切れないこともしばしば。そんなときは、逆にいつもより早い時間に目覚ましをセットして、いつも以上に早起きしてみましょう。
いつもなら忙しい朝の時間をゆったり有意義に使うことで生活にメリハリが生まれ、身体が次第に活発に働くようになるかもしれませんね。
今年は家族で梅雨だる対策に取り組んで、ブルーな気分に陥ることなく梅雨の不調を乗り切りたいですね! ぜひ、3つの対策法の1つでも実践してみてくださいね!
参照/
ウェルラボ「「梅雨だる」は「肩ほぐし」で改善!」
DK SELECTいい暮らしナビ「「梅雨だる」の解消方法」
役に立つ薬の情報~専門薬学「自律神経(交感神経と副交感神経)の働きと役割」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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