2016.06.17
子どもの予防接種、受けないとどうなるの?
子どもは生まれながらに免疫をもって生まれてきます。しかし、その免疫はずっと続くわけではありません。そのため、生後2か月から定期的に予防接種を受ける必要があるのです。
しかし、予防接種は任意接種も含めればかなりの数があり、スケジュールを組むのもひと苦労。生後2か月から小学生まで、何かしらの予防接種を受ける必要があります。特に3歳までは接種するワクチンが多く、気がついたら接種の時期を逃していたなんてこともあるかもしれません。
さらに、家庭によってはあえて予防接種を受けないという選択をする人もいるようです。そこで今回は、予防接種を受けなかった場合どうなるのかをご紹介いたします。
どうして予防接種が必要なの?
予防接種には『定期接種』と『任意接種』があります。
定期接種は国が“一定の年齢になったら、受けるように務めなければいけない”とし、感染力が強く予防の必要性が高いものです。 任意接種は希望した場合に有料で受ける予防接種になります。
では、予防接種はなぜ必要なのでしょうか。
まずは子どもの健康への影響です。予防接種を受けなければ、その病気にかかったときに重い後遺症が残ったり、命がおびやかされたりすることがあります。
例えば、おたふくかぜは髄膜炎や難聴を引き起こすことがありますし、麻疹(はしか)は幼い頃にかかると比較的軽く済むこともありますが、肺炎や脳炎など重い合併症が起きることがあります。また、子どもだけでなく家族や集団生活の中で周りに移してしまう危険もあるのです。子どもへの予防接種は、家族や周囲の人の健康を守ることにもつながると言っても過言ではありません。
子どもに予防接種を受けさせないという選択
予防接種は必ず受けなければならないという決まりはありませんが、多くの人が接種をしています。しかし、中には子どもに予防接種を受けさせないという選択をする人もいるのです。では、どういった理由から予防接種を受けないのでしょうか。
- 予防接種の副作用が気になる
- 実際に病気にかかった方が免疫ができる
- ワクチンを打ってもかかることがある
- 子どもに何度も注射をさせるのはかわいそう
- 任意接種は費用が高いから受けない
- 子どもにアレルギーがあり接種できないから
このようにさまざまな理由から予防接種を“受けない”という選択をする人もいるようです。その中でも、やはり副作用を心配する人が多いようですね。
mamaPRESS編集部
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