2016.08.26
アンダー155cm…Sサイズさんの“テーパード・ジョグパン似合わない問題”を解決!
裾に行くにつれて、細くなっていく『テーパードパンツ』や、裾がゴムになっている『ジョグパンツ』。身長155cm以下のSサイズさんにとっては、どちらも裾を切るわけにいかず、履きたくても履けない!と悩んでいる人もいるでしょう。
丈詰めできないものを無理に履くと、寸胴や短足に見えてしまうことも。でも、そんな風にあきらめている人でも、上手にアレンジすれば素敵に着こなせるんです♪
初心者さんは、まず『WEAR』のコーディネートを参考に
まずは、写真を見ながら2種類のパンツの特徴をつかむこと。テーパードパンツは裾に向かって細くなり、ジョグパンツは裾がゴムで絞られていることが特徴。太ももやお尻周りなどの気になるところをカバーしてくれるので、産後の体型隠しにも最適のアイテムです。
そしてこの2つには、ある共通点があります。それは、重心が下にくるアイテムであるということ。バランスよく見せるには、トップスをインしたり、帽子で目線を上に持っていったりなどの工夫が必要です。
トップスは、今年流行のゆとりあるデザインも似合いますが、ジレやロングカーディガンを使って縦のラインを作ってあげるのもおすすめです。ただし、Tシャツを着ると子どもっぽく見られがちなので、パンプスを合わせたり、上品な小物を使ったりして調節してみてください。最初はシンプルな白シャツで合わせてみるのも◎。
テーパードパンツもジョグパンツも「あまりはいたことがない!」という初心者さんはまず、他の人が着ているコーディネートをチェックすることから始めましょう。
ファッションコーディネートアプリ『WEAR』では、ユーザーが投稿したコーディネートが見られるので、着丈なども参考になります。一番うれしいのは、モデルの身長も表記されているところ! 自分の身長に近い人をフォローしておけば、毎日のコーデの参考にもなります♪
“抜け感”を重視すればテーパードパンツも着こなせる!
テーパードパンツをうまく着こなすコツは、“抜け感”。首・手首・足首の3首を出してあげたり、ウエストをマークしたりといった方法で“抜け感”を出すことがポイントです。
でも、「手首と首は出せても、足首が出せない…」というのが、アンダー155㎝の悩み。そんなときは、サンダルやパンプスの出番! 足首は出ないものの、肌が見える分スッキリするので、小さい方でも着こなすことができるんです。
裾をロールアップして履いている方も多いので、どうしても足首を出したいときには試してみてください。
とにかく試着が大事なジョグパンツ!
ユニクロのCMでもお馴染みのジョグパンツ。実際に試着すると、「Sサイズでも長い…」なんていうこと、ありませんか? Sサイズさんが着ると、お尻や足周りがだぶついてしまい、かえって太って見えることも。
これを対策するには、とにかくいろいろなメーカーのジョグパンツを試着してみること! 同じSサイズでも、メーカーによってお尻や太もも周りのゆとりが違いますので、しっかりフィッティングして、自分にぴったりなものを見つけてください。
くるぶしが見えるくらいの丈がベストですが、どうしてもない場合はテーパードパンツ同様、サンダルやパンプスを合わせるとスッキリさせられます。少しなら、たくし上げてもOK。
身長150cmの私の場合は、COMME CA ISM(コムサイズム)のジョグパンツ(7号)がぴったりでした。ピンストライプのため華奢見えするのもうれしいポイントで、重くなりすぎないスリムなデザインも◎!
もともとスリムなデザインが多いブランドは、小柄な方でも合わせやすいアイテムが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
アンダー155cmの人でも、工夫次第でマッチするアレンジはたくさんあります。小さいからと、あきらめるのはもったいないこと。足元やトップスにインパクトを与えてカバーしつつ、おしゃれに着こなしましょう♪