2016.08.29
【台風10号接近中!】接近前は?上陸後は?ママが事前にチェックすべきこと
大型で非常に大きい台風10号が本州に近づいています。関東には29日から30日午前にかけて、伊豆諸島や東京地方に最も接近するのだそう。子どもを抱えるママは、なんとしても被害を避けたいところ。
日常からの備えが大事ですが、「何もしていなかった!」という方も、台風上陸直前の今、できることをチェックしておきましょう!
関東・東北に上陸の恐れ!?台風10号はいつも以上に危険かも!
大型で非常に大きい台風10号。実はこの台風、日本付近の海域で発生した台風としては、46年ぶりに記録を更新した“最も長寿”の台風だといわれています。そして、動き方も特殊。史上初ともいえる異例のコースをたどろうとしていて、普段は直撃しない東北エリアにも被害を与える恐れがあるのだそう。
このような特殊な動き方をする台風は、これまでの台風とは異なる雨の降り方や風の吹き方になることもあり、気象庁は警戒を強めています。29日から30日にかけて、関東、東北にも上陸の恐れがあるので、その地域に住んでいるママたちは、特に注意が必要です。
今日のうちにチェックして!台風接近前にできること
では、台風が接近している今、子どもを守るためにママができることとは何なのでしょうか? ポイントをまとめますので、チェックしてみましょう。
1. ハザードマップをチェック
あなたは、今自分が住んでいる家が自然災害による被害を受けやすい地域なのかどうか、ご存知ですか? 市区町村には『ハザードマップ』という、被災想定区域や、避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置が詳細に記された地図が設けられています。これを確認することで、自宅が台風による水害に遭いやすいか、もし被害に遭ったときにどこに避難すればいいのか、を確認することができます。
こちらは、市区町村の役所で手に入りますし、地域によってはホームページでもチェックすることができるので、予め確認しておきましょう。
2. 非常用品をチェック
こちらも普段から準備しておきたいものですが、まだ準備していなかったという方は、今から荷物をまとめておきましょう。子どもの必需品も忘れずに!
▼あると便利な非常用品
- 懐中電灯
- 着替え、上着、タオル(家族の分)
- 救急薬品
- ライター、マッチ
- 携帯ラジオ
- 非常用食品(離乳食)
- 水
- 子どもの生活用品(オムツ・おしりふき・粉ミルク・哺乳瓶・など)
小さな子どもをお持ちのママのための災害用品のリストは、こちらからもご確認いただけます。
3. 窓や雨戸を補強する
ガラスのひび割れや窓枠のガタつきがないか調べてみましょう。風によって窓が割れるのを防ぐために、窓にテープをはるなどしておくと安心です。
4. ライフライン断絶に備えて生活用水を確保
断水に備えて、生活用水を確保しておくことも大事。浴槽に水をはっておけば、断水になった場合でも、顔を洗うときやトイレにも使えます。
5. 子どもの室内遊びグッズを用意
台風が上陸したら、子連れでの外出は特に危険なのでやめましょう。でも、一日中元気いっぱいの子どもと家で過ごせるか心配なママは室内遊びグッズをそろえておくと安心です。図書館で好きな本を借りたり、レンタルビデオ・レンタルDVDショップへ行って、好きなDVDを借りておくと良いですね。
台風が上陸したら…?情報はチェックしながらも子どもとお家遊びを楽しんで
雨風が強くなってきたら、市区町村からの避難警報などの情報は常にチェックしておき、いつでも避難できる体制にしておくことが大事です。でも、子どもにとっては外に出られなくて退屈な時間…。万全な準備体制が整ったら、どんより空で気持ちも沈みがちなこんなときこそ、ママも一緒にお家遊びを楽しみましょう。
1. 好きなDVDや絵本を楽しむ
事前に準備しておいた好きなDVDや本を見て過ごしましょう。いつもは見られないようなアニメの映画や絵本に触れられて、子どもも喜びますよ。
2. 一緒にお菓子作り
2歳以上の子どもにおすすめなのが、“お菓子作り”。まだ子どもが小さい場合は、混ぜて焼くだけのホットケーキや、混ぜて固めるだけのゼリーなど、簡単なものだと親子で楽しめるでしょう。もう少し大きくなってきたら、自分の好きな形に形作れるクッキーづくりもおすすめです。ママと一緒に作ったというだけで、子どもにとってはうれしい思い出となります。
3. 工作遊び
家ではお絵描きや粘土くらいしかしたことがないという方は、いつもは挑戦しない、ちょっと規模の大きめな工作に挑戦してみませんか? ダンボールでお家を作ってみたり、紙で衣装を作ってみたりして“ごっこ遊び”も楽しいですよ! まだ子どもが小さい場合は、新聞紙やチラシをびりびりとやぶる遊びをするだけで、子どもはおもしろがってくれます。
ポイントは“ママも一緒に楽しむ”ということ。家での遊びを普段以上に楽しいものへと盛り上げてあげましょう。
『備えあれば憂いなし』という言葉があるように、しっかりと台風の情報をチェックし、いつでも避難できる対策をとっておけば、ママも子どもも安心です。
既に雨風が強くなってしまっている地域にお住まいのママは、“家の中でできること”を、まだ穏やかな天気の地域にお住まいのママは、“今日中にできること”をして、被害を最小限に抑えられるような対策をとっておきましょう。
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
詳しくはこちら