2016.12.27
共働き世帯にうれしい工夫がいっぱい!『共働き子育てしやすい企業ランキング』発表!
日経DUALが約100社の企業を対象に『共働き子育てしやすい企業』調査を実施し、上位を占めた企業の中から、ワーママが特に注目したい企業3社をご紹介します!
“共働き子育てしやすい企業”の選定基準とは?
日経DUALでは、企業約100社を選定し、『共働き子育てしやすい企業グランプリ2016』を審査するための調査票を送り、約半数から回答を得たそうです。
調査票を送った企業の選定方法は以下の2通り。
- ”男性育児休業取得率が高い””平均残業時間が少ない””年次有給休暇取得率が高い””管理職に占める女性の割合が高い”という4つの項目において優秀な企業
- 日経DUALで取材した中で、特に、男女にかかわらず育児・仕事の両立を支援するための独自の工夫をしている企業
ランキングを考えるにあたり重視されているのは、”性別に関係なく育児中社員を支援する施策が用意され、キャリア推進できているか”という点。日経DUALでは以下のような『DUAL評価ポイント13』を作成したそうです。
- 男性社員の多くが(3日以上連続の)育児休業を取得しているか
- 在宅勤務制度があり、多くの社員に利用されているか
- 月ごとの平均残業時間が短いか
- 社員の保活をサポートする取り組みがあるか
- 業務効率化の施策を行っているか
これらの評価ポイントを踏まえ、“男女が等しい立場で仕事にも育児にも携わることができる”という点に注目し採点いるそうです。
気になる上位企業はこちらの3社!
1位 サントリーホールディングス
サントリーホールディングスでは、在宅勤務とフレックスタイムが定着しています。
フレックスタイムを利用できる単位を10分単位にしたことで、朝の空き時間や、夜家事を終えた後に小刻みに仕事をすることができます。
在宅勤務は上司にあらかじめ申請を行うそうですが、子どもの突発的な病気などの場合は当日の申請も可能と、柔軟な運用をしているとのこと。実際に制度を使った社員の声をイントラネットで紹介することで理解が広がり、当初は女性の事例が多かったところ、しだいに男性の活用例も登場するようになってきたそうです!
2位 丸井グループ
男性の育休取得推進のため、取得していない人へのヒヤリングを行うなど取得拡大策を実施しています。2017年度には男性育休取得率80%を目指しているとのこと!
また、育児をしながら働く女性や、出産育児休職中の女性を対象に『育児ママ・働くママのコミュニケーション広場』を開催。出産育児休職者への不安を軽減することや、育児をしながら働く女性がよりイキイキと働くことにつなげています。
3位 ダイキン工業
保活を専門家がサポートする『保活sコンシェルジュサービス』を導入しています。保活のコツ・ノウハウなどの情報を提供し、ひとりひとりに合わせたアドバイスやカウンセリングをしてくれるんです!
また、専業主婦を配偶者にもつ男性従業員であっても育休が取得できるなど、男性の育休取得推進を図っているそうです。
上位の企業は、できるだけ共働き子育てしやすくなるように、さまざまな施策を取り入れていることがわかりますね。このような企業がどんどん増えることを願います!
参照/
日経DUAL【共働き子育てしやすい企業ランキング特集】「共働き子育てしやすい企業2016」20社発表!
フレキシブル・ワーク最前線「~新しい働き方が組織を変える~」
丸井グループ「maruigroup website」
mamaPRESS編集部
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