2017.01.27
入園前に済ませたい!我が家の『トイレトレーニング』成功した方法・失敗した方法
子どもの年齢があがってきて、とくに保育園や幼稚園に通い始めることが決まると、気になってくるのが『トイレトレーニング』。“一進一退”、“根気よく”なんて言葉が聞かれることも多くて、難しそうな印象を持っているママも少なくないかと思います。
そこで今回は、筆者の子どもが2歳8ヶ月頃にスタートし、3歳2ヶ月で完了するまでの約半年間、のんびりと行っていたトイレトレーニングのうち、“成功したもの”と、“うまくいかなかったもの”の両方について、ご紹介してみたいと思います。
トイトレ開始前にしておきたい!まずは“トイレに一緒に行く”ことから!
筆者の子どもは「オムツがいい!」と言って、実はなかなかトイレトレーニングを開始させてくれませんでした。
でも一緒にトイレに行くようにしてみると、しばらくしてから遊びの延長として「トイレにいくー!」と言うようになり、楽しみながらトイレトレーニングを開始する、大きなチャンスを作ることができました。
オムツをしている子どもにとって、“トイレで用をたす”というのは、未知の行動です。子どもにトイレの役割や使い方を覚えてもらうためにも、ママ(やパパ)がトイレに行く際は、一緒に連れて行ってあげましょう。
「トイレくらいひとりでゆっくり入りたい!」というママも少なくないと思いますが、子どもがトイレの存在に慣れるまでの辛抱ですよ!
トイトレ開始後は“オムツ・パッドは使わない”のがベスト!
筆者の家でははじめ、通常のパンツと組み合わせて使う、ピジョンの『オムツとれっぴ~トイレ・トレーニングパッド』を使っていました。これを使えば、粗相をしてあたりを汚してしまうことなくトレーニングができると思ったのです。
しかし、汚してしまうリスクを減らせる分、“不快感によってトイレに行きたくさせる”効果はやはり薄かったようです。とりわけオムツは、用を足してもできるだけ不快にならないように作られています。
そこが便利なポイントでもあるのですが、不快が少ないうちは、子どもがわざわざ「トイレに行こう」と考えるようになることもありませんよね。
トレーニングパッドは使うとしても、トイレに行く習慣がついてから利用するのがよさそうです。
結果的に、オムツを卒業するにははじめからオムツを履かない状態にしてしまうのが一番でした。たとえ失敗しても、「次はおしっこする前にトイレに行こうね」と声をかけるようにしましょう。
“お気に入りのパンツを買う”は効果あり!
出典:OnlyZoia/Shutterstock
“パンツが気に入っているデザインのものであるかどうか”は、重要な意味を持つことがあります。自分の好きな柄のパンツだと、子どもも履くのを楽しみにしてくれるので、トレーニング自体を楽しんでくれるようになります。
実際、筆者はトイレトレーニングを開始して2週間ほど経った頃、子どものお気に入りデザインのパンツを購入しに出かけたのですが、購入以降「トイレ行く!」と教えてくれる子どもの声がうれしそうになりました。
トレーニング中の“失敗”は、ママも大変ですが、子どもにとってもつらいものです。不快感がありますし、「失敗してしまった」という挫折の気持ちは、トレーニングを“嫌なもの”という印象に変えてしまいます。
子どもがトイレトレーニングを楽しむためにできる工夫は、できる限り取り入れられるようにしておきましょう。
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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