2017.02.08
“泣いたら授乳”はNG!?夜泣きを3日でなくす『夜間断乳』のコツ
悩むママやパパが少なくない、赤ちゃんの夜泣き。夜中に赤ちゃんが泣いたら、すぐに授乳していませんか? 実はそれ、夜泣きの原因になっちゃっているかも…!?
それでは、夜間断乳のメリットや進め方についてお伝えします。
夜泣き対策に『授乳』は逆効果!?
睡眠中の赤ちゃんは眠りが浅く、理由がないのに泣くことがあります。泣くたびに授乳すると、赤ちゃんは“夜は目が覚めたらおっぱいを飲むんだ”と勘違いして、夜泣きをくりかえす一因になるようです。
赤ちゃんにとって、ママのおっぱいは安心できる存在。眠りが浅くなったときに不安を感じると、また気持ちよく寝たいために、ママのおっぱいを求めて泣くということになるのです。
『夜間断乳』で夜泣きがなくなる!?
そこで夜泣き対策におすすめしたいのが、『夜間断乳』です。夜間断乳とは、夜だけ断乳を行うこと。完全な断乳ではないので、昼間はいつもどおりの授乳ができ、夜泣きの改善が期待できます。
また、最短3日で夜泣きが改善してぐっすりねんねにつながった事例もあります。
低月齢のころは、成長のために昼夜の授乳は欠かせませんが、月齢が上がっていくと離乳食によって成長のための栄養を得ることができます。
つまりこの時期のおっぱいは、手軽に安心を得られるだけの存在となり、夜間の授乳はしなくてもよくなります。
生後6ヶ月~8ヶ月頃になると、赤ちゃんはママの表情や言葉を理解できるようになってきて、離乳食も2回になる赤ちゃんが増えます。“夜は寝る”ということを伝え、朝までもつ量のおっぱいが飲めるようになる時期がはじめどきです。
夜間断乳によって赤ちゃん自身が“寝る”ときに“おっぱいを飲む”ことにこだわらなくなれば、夜泣きがなくなるという最大のメリットを得られますよ。
夜間断乳の進め方やコツ
夜間断乳を成功させるためには、方法を決めておくことが重要です。ママの負担を最小限におさえ、スムーズに進めたいですね。
断乳スタート前に伝えよう
赤ちゃんに「そろそろ夜のおっぱいやめようね」などのお知らせをしておきましょう。
生活リズムも調整する
日中の活動量や昼寝の長さを調整し、絵本や音楽などの授乳に執着しない入眠儀式を確立しておくと、さらにスムーズな夜間断乳ができますよ。昼間や寝かしつけの時間は、赤ちゃんとのスキンシップを十分にとりましょう。
最初は今まであった夜のおっぱいを飲めなくなるので、赤ちゃんが激しくぐずるかもしれないと覚悟しておいてください。
おっぱいを絶対にあげない!
「3日はがんばる!」という心意気を持っておきましょう。はじめの1~2日は疲れますが、3日経てば入眠時のおっぱいの執着も薄れていくようです。パパにあやしてもらったり、抱っこや添い寝などおっぱい以外の方法で入眠できるようにしてあげましょう。
夜間断乳が成功すると、その後の断乳もスムーズになる、ママの睡眠不足が解消され朝まで寝られるようになる、赤ちゃんが虫歯になるリスクが減るなどのメリットを得られます。
夜泣きの原因に心当たりがあるなら、夜間断乳を試してみてはいかがでしょうか?
Photo/andriano.cz/shutterstock
参照/
NHK 助けて!きわめびと 「夜泣きで眠れない 「子育て」のお悩み」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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