2017.06.15
卒園・謝恩会におすすめ!先生方に感謝を伝える『ピンク帽子のドレミファソ』が良い!
新年度の役員決めも終わり、卒園関係の係になったママは、そろそろ謝恩会の構想を練り始める頃かと思います。卒園式、謝恩会で感動に花を添えてくれるのが“子どもたちのうた”。
ネット検索するとたくさんの曲が出てきますが、知らない曲を練習するのは、時間もかかり大変です。筆者も、娘の年長時に役員を担当し曲を探しました。
選曲に悩んでいたところ教えてもらったのが、『ピンク帽子のドレミファソ』という曲の歌詞をオリジナルにして歌うというアイデアです。先生方にとても好評だったので、ご紹介します!
3児のママMINMIさんがつくった保育園のうた
MINMIさん自身が、お世話になった保育園の先生方やがんばった子どもたち、保護者みんなに向けてつくったというこの曲。覚えやすいメロディの繰り返しで、子どもたちもすぐに覚えられ、数回の練習でもなんとかなりました。
YouTubeで検索すれば、保育園や幼稚園の謝恩会で発表されたたくさんの替え歌動画が公開されているので、大いに参考にさせていただけます。
曲選びで重視したポイント
筆者の保育園の場合、謝恩会は保護者会主催。年が明けて卒園が近くなってきたころ、お世話になった先生方に、どうしたら感謝の気持ちをお伝えできるか、願わくば参加者全員が楽しい時間を過ごすことができるかとあれこれ考え、子どもたちから歌をサプライズでプレゼントすることにしました。
ネットで調べれば感動的な歌はたくさんでてきますが、今回の曲選びで重視したポイントは以下の3点です。
- 子どもでも覚えやすいメロディライン
- 子どもにとって身近な内容な歌詞
- 先生に喜んでもらえる
『ピンク帽子のドレミファソ』の替え歌つくり
歌詞の内容を、子どもたちが実際に体験した思い出にして、一人ずつ先生の名前を歌詞に入れ感謝を伝えることにしました。実際に替え歌をつくるにあたってやったことをご紹介します。
題名
曲タイトルにもある『ピンク帽子』は、子どもたちが使用していた“オレンジ”に変更。これだけでぐっと“自分たちの歌”らしくなります。帽子に限らず、“水色かばん”や“きいろいスモック”など、思い出のグッズにすると良いですよ。
歌詞
歌詞は“ひとつ ひとりでできたんだ”“ふたつ 〇〇”“みっつ 〇〇できた”のように、九つまでの数え歌のようになっています。そこに実際の園生活での出来事や大好きな遊びをはめこんでいきました。
Photo/Sergey Novikov/ShutterStock
自宅練習はYouTubeの限定公開機能が便利!
曲が決まったら練習です。実際に集まって練習するのが難しくても練習できる方法として実践したのは、YouTubeで公開設定を限定し、動画を共有して自宅で各自練習するという方法です。
1)平仮名で書いた歌詞をビデオ撮影しつつ、同時にママたちで曲を弾き歌った動画をYouTubeに限定公開し投稿
2)動画を共有し「練習日までに3回以上聞いてきてね」とメーリングリストで依頼
3)1回目の集まり練習時には、模造紙に書いた歌詞を見ながら歌の練習
初めての練習日、曲は耳に残りやすい単調な繰り返しで、歌詞は自分たちの思い出と大好きな先生たちの名前だったからか、子どもたちは大人の予想をはるかに上回って上手に歌ってくれ大感激!
これなら、謝恩会当日の開始前にもう1回合わせるだけで大丈夫と確信できた瞬間でした。
今はうまくITが活用できると本当に便利ですね。自分ひとりの頭では考えつかないアイデアも、いろいろな方面に詳しいママやパパたちがいてくれると、できることが広がることを実感しました。
先生方からも大好評でした!
謝恩会当日。子どもたちは最高の歌声と笑顔で、自信満々に歌ってくれました! 歌の初めから先生方が歌詞に笑ったり、涙してくださる様子を見て、歌い終わったあとには涙を流す子も…!
いくらサプライズとはいっても、子どもたちが園で口ずさんで事前にバレるかも!と心配でしたが、あまりにも差し迫ってからの1回練習だったため、謝恩会前に内容が漏れることはなく、サプライズは大成功!
先生方からは「いつの間に練習したの?」と驚きの声をいただきました。
これまでにたくさんの卒園を経験してこられた先生方でさえ、「どうやって作ったの?」「素敵だった」「とても上手だった」とたくさんのお褒めの言葉をいただき、親子ともどもうれしい時間になりました。
子どもたちは、“自分たちの保育園の歌”を立派に歌い、先生方にたくさん喜んでもらえたことで、感謝を伝えるという貴重な経験ができたことと思います。
卒園関係の係になったママの中には、「面倒くさいな」「貧乏くじひいたな」なんて思っている方もいるかもしれません。でも、1年間を走り抜けてみると、ママパパ仲間との貴重な経験や、子ども、先生方と分かち合えた感動など、すべて素敵な思い出になりましたよ。
あっという間に過ぎていく卒園の年。最後を彩る謝恩会の一曲に、おすすめの1曲です。
TOP PHOTO/Rob Hainer/shutterstock
参照/
MINMI OFFICIAL BLOG「保育園の歌”ピンク帽子のドレミファソ”」