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妊娠中のタバコ、やめられたきっかけとやめるべき理由

妊娠中のタバコ、やめられたきっかけとやめるべき理由

妊娠がわかって嬉しいマタニティライフ!……のはずが、タバコがなかなかやめられない。
「良くないことはわかってる」けれど、ヘビースモーカーだったママたちはどうやって禁煙したの? もし吸ってしまったら赤ちゃんにはどんな影響があるの? 妊娠中の喫煙についてご紹介します。



禁煙のきっかけは『赤ちゃんがお腹にいる実感』


「妊娠前は、10年以上毎日1箱は吸っていましたが、妊娠6週目頃からつわりが酷くてタバコを吸いたいとも思わなくなりました。(32歳)」



「現在妊娠7週目。タバコを吸うと下腹部が痛みます。赤ちゃんが「やめて~」って言っているんだと思います。罪悪感でいっぱいになって段々と吸いたい気持ちもなくなりました。 (24歳)」



「つわりがあった頃は気持ち悪くてやめられたけど、治まるとまた吸い始めていました。周りからはやめろと言われ、医師からも赤ちゃんへの影響など聞かされましたが、いけないと思いつつ意志が弱くてやめられず。でも胎動を感じた頃から「この子も頑張っているんだ!」と思ったら、自然とやめることができました。 (28歳)」



妊娠がわかったとき、つわりが始まった頃、胎動を感じてから…など、お腹の赤ちゃんの存在や体の変化が禁煙のきっかけとなることが多いようです。



妊娠中の喫煙が赤ちゃんに及ぼす影響


妊娠中の喫煙が及ぼす影響として、流産・早産・前置胎盤・前期破水など、ママも赤ちゃんも生命の危険を及ぼす症状が挙げられます。


喫煙することによって子宮頸管が炎症を起こしやすくもなり、その結果、早産などのリスクが吸わない人に比べて2倍以上にも跳ね上がるのです。



また、喫煙するとママの血液中の酸素量が低下します。赤ちゃんに届けられる酸素も減ってしまい、十分に成長することができなくなってしまうのです。早産が理由ではなく低体重の赤ちゃんが産まれたり、奇形や障害を持って産まれてしまうこともあるのです。



喫煙するママのお腹でもがく赤ちゃん


イギリスのある研究チームによると、喫煙ママの赤ちゃんは頻繁に手を顔に据えていることが多いと確認されたそうです。



妊娠中のタバコ、やめられたきっかけとやめるべき理由_1
出典:https://www.youtube.com/watch?v=mUjZlx3x8cU

実際にはタバコの煙が子宮に入り込んでいるわけではないですし、赤ちゃんも肺呼吸しているわけではないので「タバコの煙で苦しい」というわけではないのですが、にも関わらず口をパクパクしている様子から、苦しいであろうことは想像できますね。




よく「喫煙を我慢するストレスの方が害だ」などという意見を聞きます。しかし妊娠中はそれまで体験したことのない体調の変化や、出産への不安など、多かれ少なかれ誰でもストレスは感じるものです。妊娠中のストレスより喫煙の方が、赤ちゃんへの影響は大きいとの研究結果も出ています。



いま吸いたいと思う一本は、ママにとっては一瞬の癒しですが、お腹の赤ちゃんにとっては大事な体の形成を左右します。自分の体に赤ちゃんがいることを実感して、ママとしてできること『禁煙』にトライしてみてください。




文/津田マリリン
PHOTO/bleztseng
参照/
喫煙女性の胎内で、赤ちゃんが苦しがる姿が映し出される!! 恐ろしいタバコの害がまた一つ判明
妊娠中にタバコがやめられない
ママ、たばこを吸わないで! 産婦人科の立場から
タバコは子への虐待行為(禁煙指導用スライド)
喫煙Wikipedeia





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