2015.07.17
あなたなら子育てにいくら費用をかけますか?文部科学省の実態調査2015
ひとり子どもを育てるのに、費用がいくらかかるかご存知ですか?
今まさに子育て中の人も出産予定の人も気になる子育て費用。文部科学省は、定期的に子育てにかかる費用の実態を調査しています。最新の子育て費用について調べました。
文部科学省が実施した子育ての費用調査でわかること
2014年1月10日に発表された最新の学習費調査より子育てにかかる費用の実態が明らかになりました。
幼稚園 | 小学校 | 中学校 | 高校 | |
---|---|---|---|---|
公立 | 230,100円 | 305,807円 | 450,340円 | 386,439円 |
私立 | 487,427円 | 1,422,357円 | 1,295,156円 | 966,816円 |
※金額は1年間にかかる費用の概算です。
この金額は、学校に通うために最低限必要なお金と習い事や塾代など各家庭の方針によってかかる教育費などをすべて含めた金額です。
最低限必要な費用は次のようになります。
幼稚園 | 131624円 |
小学校 | 55197円 |
中学校 | 131534円 |
高校 | 230837円 |
公立であっても、制服代、通学費、PTA会費、修学旅行費などの費用はかかるもの。給食がある学校であれば、この金額に給食費が加わります。
学資保険という選択肢も
生命保険会社が販売する学資保険に加入すると、子どもが幼稚園や小学校などへ入学した時に、お祝い金を受け取れます。
また、学資保険は、契約期間中に契約者に万が一のことがあった場合には保険料の支払いが免除となり、決まった額を受け取れます。
学資保険に加入していても、月々の保険料の支払いが1万円程度であれば、最低限の費用は確保できても、それ以上の費用は準備できません。また、大学進学となると、さらに費用はかさみます。
すべて公立でも高校卒業までにかかる費用は約500万。計画的に準備しよう
幼稚園(3歳)から高校卒業まですべて公立に通った場合にかかる費用は約500万円。すべて私立に通った場合は、約1677万円。
教育費をかけすぎて家計を圧迫することがないように、最低限必要なお金の確保と各家庭においてどこまで教育費をかけるのか、家計と照らし合わせながら検討してくださいね。
参照/
2014年1月10日 学習調査
文部科学省 平成24年度子供の学習費調査