2013.12.27
みんな大好き『福袋』!非公開の裏事情暴露★
ショップで内容に差が出る!
買い方と内容に注意です
いよいよ、もうすぐお正月。おせち料理もTV特番のごろ寝ウォッチも楽しいけれど、元旦から始まるセお正月セールも楽しみですよね! 何より、この時期しか発売されない「福袋」はどこのお店でもイチオシの商品。有名デパートで繰り広げられる争奪戦に参加したことがある人もいるはず。
でもこの福袋、買うお店によって、実は中身以外にも差があることをご存知ですか? 福袋のクオリティはお店の良心の現れでもあるんです。元アパレル業に従事していた筆者が、特別にヒミツをお教えしちゃいます…!
『福袋』の中身は
大きく分けてこの3つ!
1★お買い得商品が
1★詰まった”大当たり福袋”
2★福袋用に別生産された
2★大量生産服が入る
2★”売りさばき福袋”
3★売れ残りの服や
3★過剰在庫の詰め合わせの
3★“ハズレ福袋”
1、中身充実、センス良しの
当たり福袋はセレクトショップや
デパートがねらい目です
本当にいい商品を、元の値段に関係なく詰め込んだのが”大当たり福袋”。本物のジュエリーやカシミアなどの贅沢素材ウェアを赤字プライスで大放出しています。お店が通常営業時に買い付けた旬の商品が入っていることも。中身が良いために大量に用意されにくく、中身にばらつきがあるのも特徴です。お正月のお祝いムードにふさわしい、優良袋です!
2、直営店で売っている
服は入らない!
アウトレット系の大量福袋
直営店とアウトレット点で品揃えが大幅に違うブランドが存在するのは、アウトレット販売でも元が取れるように安い服を大量生産しているから。それを応用した福袋には、もちろん中身にも別生産されたローコストの服が入ります。福袋用の大量生産なので、中身はほぼ同じ。
3、NG福袋の中身は、
流行遅れなアイテムの
詰め合わせ(涙)
在庫消化という名の福袋の場合、流行しすぎてもう着られなくなった残念服や、とても着られないようなNG服がずらり。こうなると福ではなく、ただの苦が残るのみ!
福袋を買う時に参考にすべきは、総額ではなく買うお店のセンス。たとえば、お値段が高くてもダサい洋服が1点入るだけで総額は上がりますよね。それよりも、洗練されたセレクトショップや流行最先端のファストブランドの福袋のほうが、中身がおしゃれであることが多々あるものです。総額の高低は参考にならない、と心得るべし!
せっかくのお買い物チャンスだから、福袋というだけで飛びつくのではなく、お店の雰囲気やお客へのホスピタリティのあるなしも含めて判断したいものですね。参考にしてみてくださいね!
(文・かわさき梨々子 Photo by Pinterest)