2015.08.01
アナタの方法、間違っているかも?日焼けしてしまった肌の正しいケア法
海に行ったり山に行ったり、一気に日焼けする機会が多くなる季節。日焼け予防は万全にしたいけれど、それでも焼けてしまった場合はどう処置したら…?
正しいセルフケア法を知っておきましょう。
【第1ステップ】『クールダウン』
日焼けは、軽度のやけど。日焼けした後は、単なる『お肌のケア』というよりも、『お肌の治療』というイメージで対処しましょう。
まずは、焼けた肌をクールダウンさせるため、肌を冷やして清潔にします。全身が焼けてしまった場合は冷たいシャワーを浴びましょう。
顔や足などの限られた部分の場合は、氷で冷やしても効果的です。
次にメイクや日焼け止め、汗などの汚れはすべて落としましょう。
日焼け後のケア用ローションなどを塗る場合は、肌を清潔にした後でないとあまり効果が出ません。また、肌を洗う際に強くこすらないようにし、石けんなどが残らないよう念入りに洗い流します。
【第2ステップ】『水分補給』
続いては、『水分補給』と『保湿』です。コットンなどにたっぷりと化粧水を含ませて、日焼けした肌を覆います。
このとき、肌が傷んでいることにより、化粧水がしみることもあります。できるだけシンプルで刺激の少ない成分のものを使うようにしてください。
化粧水での保湿が終わったら、クリームで保護します。「日焼け後の肌の保湿にはアロエ、保護には馬油」という昔ながらの民間療法があるので、試してみる価値アリです。
また、水分補給は肌だけでなく、体の中にも取り入れることもお忘れなく! スポーツ飲料などを積極的に飲むようにしましょう。
【第3ステップ】『ビタミンの摂取』
日焼け後のケアに有効な栄養素は、『ビタミンA』『ビタミンC』『ビタミンE』といわれています。
・「ビタミンA」⇒免疫機能を高め、ダメージの回復を促します。
(多く含む食材:レバー、しそ、にんじんなど)
・「ビタミンC」⇒メラニンの生成を抑えてシミを防ぐ効果があります。
(多く含む食材:海苔、ピーマン、ゴーヤなど)
・「ビタミンE」⇒ビタミンCの効果を高めてくれます。
(多く含む食材:アーモンド、いくら、かぼちゃなど)
これらの栄養素を含む食材を積極的に食べるようにすれば、お肌の回復もスムーズかもしれません。
子どもの日焼け後ケアも、基本的にはおとなと一緒です。ただし、おとなよりも脱水症状を起こしやすく、肌も弱いです。
こまめに水分補給をさせるのはもちろんのこと、ケアに使用する化粧水やクリームなどの成分にも気を配ってあげてくださいね!
文/岩﨑未来
参考/日焼け後のケア
岩﨑未来
群馬県在住のフリーライター・編集者。鹿児島県出身。都内の大学卒業後、編集プロダクションに勤務し、さまざまな出版社の実用書・書籍を手掛ける。2011年に娘を出産し、2013年に...
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