パパ芸人小籔千豊さんの ママのお悩み相談室vol.1『姉妹喧嘩について』
ママプレスと吉本興業が協力して開催される『チアママ学園』。様々なことで悩み困っているママたちを、吉本の芸人が応援し、ママのお困り事の解決を目指す、この企画。
今回は、ママプレスが開催するイベント「HAPPY MEETS×ママまつり2013@大阪」で、“すべらない話”でもお馴染みのパパ芸人の小籔千豊さん、ママタレントの日菜あこさんをお迎えして開催しました。
銀シャリ橋本さんの絶妙なMCもあり、大盛り上りだった「チアママ学園-小籔千豊編-」。ママプレスでは、全3回に切り分けママプレスにて紹介していきます。小籔さんと日菜さんの子育て術をぜひ参考にして、育児をより楽しんでください!
ママのお困りごと1
『姉妹喧嘩について』
「私は2児のシングルマザーをしています。上の子は4歳で幼稚園が始まり、下の子は2歳イヤイヤ期の真っ最中です。最近は姉妹喧嘩が絶えず、殴り合いをするので困っています。
人に手を上げることはダメなことだと何度も言い聞かせていますが、まったく手応えがありません。これが男の子ならまだしも、姉妹なので悩みは深刻。人を傷つけることだけは絶対にしない子に育てたいのですが、どうすればよいでしょうか?」
小籔さん回答
「手は決して上げずに、ミニコントで良いこと、悪いことを教える」
お話されている内容を聞かせてもらって、大変素晴らしい奥様で、僕のところの夫婦がボロ負けの状態で、アドバイスできることは何もないのですが、いくつか参考になるかもしれないことをお話させてください。
◎小籔さん質問
『お母さん自体がお子さんに手を上げることは有りますか?』
◎ママの回答
『時には、子供が人を傷付けたりしたときに、私もこの人はこんな痛みをしていることを教えるために少し叩くことはあります』
それが問題のひとつかもしれません。うちは二人とも手は絶対に上げないです、全く。うちも、娘がイヤイヤ期を少し過ぎたとき、イライラして僕の肩をポンポンと叩いたり、寝ている時に足で蹴ってきたりすることがあったんですよ。
そういう時は、思いっきりミニコントをやっていました。叩かれた、顔を隠して「うぇ~~ん!!うっ…うっ…うっ…(><)」ってむっちゃ泣くんですよ。嫁さんも「パパ泣いているわ、かわいそう。叩いたら、パパ泣くよ~!」って言うんです。そしたら娘がすごく悪いことした感じが出て、だんだん叩くことや暴力がなくなって行きましたね。
もう一つは、普段から“家族=大切なチーム”であることを言い続け、意識をさせていくんです。「パパは、ママも兄弟二人とも大好きや。パパが大好きな下の子のこと、お前も好きやな?好きな人が死んだら嫌やろ?家族は大切なチームなんや」と。
大切な家族を大事にするのは当たり前、悲しませることするやつはカスやと言い続けることが大事ですね。
あとは、自分たちより上の世代のママたちもみんなが経験してきたことなので、仕方ないことだと思って、前を向くっていうのもありますね。また、下の世代や自分の子どもたちも必ず同じ道を辿るんやと。そう思うと、きっと「屁」をこいて寝れますよ(笑)。
まとめると、
① お母さん自身が手を上げない
② ミニコントをする
③ 「大切なチームであること」を気長に話す
ここだけちょっとアドバイスできるかなっと思ったので偉そうに言わせてもらいました、すみません。
日菜さん回答
「喧嘩をしていない時に褒める」
1番有効なのは、喧嘩をしていない時に褒めてあげてください。喧嘩をしていない時、仲良くしている時に褒められることってあまりないと思うんですよ。それが子どもたちは嬉しいんですね!
喧嘩をしないで仲良くしていることがいい事だとわかると、どんどん仲良くしていることをアピールするんです。なので、一緒に仲良く遊んでいる時に、「喧嘩をしないで仲良しだね!えらいね!」って褒められると、喧嘩はずいぶん減っちゃうんです。
お二人の回答にママさんは大満足のようで、お悩みママも「お二人の意見、すっごくためになりました!ぜひ挑戦してみます。ありがとうございました!」とのことで、ママのお悩みVOL.1は無事に解決しました。第二回、三回もお楽しみに✩
-ママへの質問-
小籔さん、日菜さんの回答への感想を教えてください!
(ママプレス編集部)