2015.08.09

マツエクしてたら要注意…もしかしたら『まつ毛貧毛症』かも！？

今やママたちの定番となりつつある、まつ毛にエクステンションをつける『マツエク』。
ボリュームや長さが出て、目が一回り大きく見えると評判の美容法です。毎月のようにサロンに通っていた方も少なくないのでは。
いざマツエクをやめたら、自分のまつ毛がボロボロに…なんて声もよく聞きます。
時と共に再生されると辛抱はしているけれど、待てど暮らせど生えてこない…それってもしかしたら『まつ毛貧毛症（睫毛貧毛症）』かもしれません！

『まつ毛貧毛症』って一体どんな症状なの？

『まつ毛貧症』とは、平均的なまつ毛と比較して不足しているなど、不十分な状態こと。
まつ毛には目に対して、実は重要な役割が２つあります。まず、「目に異物が入るのをカバーすること」。そして、もう１つが「目の病気を予防すること」。
まつ毛が不十分な状態だと、これらを予防することができなくなってしまうのです。

簡単にできる『まつ毛貧毛症』セルフチェック！

マツエクをしていた経験がある方や、まつ毛が極端に短い方なども…気になる人は、セルフチェックをしてみましょう。

1. まつ毛が少なくなった
2. まつ毛が短くなった
3. まつ毛が細くなった
4. まつ毛が薄くなった

上記のチェックがついた方は、『まつ毛貧毛症』かもしれません。
ちなみにまつ毛の平均的な本数と長さは以下の通りです。個人差があるので、あくまで参考にしてください。

・上まぶたのまつ毛　長さ8～12㎜、100～150本
・下まぶたのまつ毛　長さ6～8㎜、50～70本

すぐに治るの？どこでもらえるの？気になる治療法

気になる治療方法ですが、『グラッシュビスタ』というお薬を使用します。このお薬は、眼科で診察を受けて処方してもらえるもの。
基本的にはグラッシュビスタを取り扱っている眼科でしか治療はできないので、かかりつけの眼科などに問い合わせをして確認しましょう。
妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、授乳中の方は使用できないので、ご注意ください！

治療方法は『グラッシュビスタ』を1日1回上まつ毛の生え際に塗るだけ。付属されている専用ブラシに、このお薬を1滴つけて丁寧に塗ります。左右1回ずつ、ブラシは使い捨てでその都度変えます。

副作用でまぶたが黒ずんできたり、多毛になることもあります。注意点がたくさんありますので、実際に治療する際は、眼科医や公式サイトで必ず確認してください。