2014.02.17
再確認!粉ミルクを溶かす時『使って良い水&悪い水』
粉ミルクで子育て中のママ必見!
どんな水がミルク作りに最適?
使って良い水と悪い水をご紹介!!
★赤ちゃんの栄養となるミルク
★それを作る水って
★どんなものが良いの?
★世の中にはいろんな水が
★あるけど、その中でも
★使って良い水・悪い水がある!
★水道水は使用してもOK!
★海外のミネラルウォーターは☓
水道水や浄水器を通した水は◎!
ミネラルウォーターは要注意!!
「母乳が出ない」「働いているので完母が難しい」など、さまざまな理由で粉ミルクを必要とするママたちがいます。
赤ちゃんの身体づくりの軸、一番の栄養になるので安全面などとくに気を遣いますよね。でも、どのメーカーの粉ミルクにするか悩むことは多いけれど、その粉ミルクを溶かしている“お水”は本当に安全…??
一般的にミルクを作る水は“軟水”が良いというのは、ほとんどの方がご存知かと思います。
なぜ“軟水”が良いのか、そもそもミルクを作るお水はどんなものが適しているのかを改めて復習してみましょう!
水を紹介する前に!
安全なミルクを作る上で
重要な3つのポイント!
ポイント1.
基本的に軟水を選ぶ
ミルクに使う水は、赤ちゃんの内臓に負担をかけないように、ミネラル濃度の低い“軟水”を選びましょう!
ポイント2.
煮沸消毒させる!
粉ミルクに使う水は“必ず1回煮沸させて殺菌すること”が大前提!
水道水はもちろん、ミネラルウォーターの中にもたくさんの細菌がいます。その細菌の中には体に良いもの・悪いもの、どちらも含まれていますが生まれたばかりの赤ちゃんの体には入れない方が安心です!!
ポイント3.
長時間放置するのはNG!
一度沸騰させた水でも、長時間そのまま放置すると雑菌が増殖します。お湯を沸かしたらできるだけ早く使用し、作り置きなどはしないように!
また、作ってから時間が経ったミルクは、雑菌が繁殖している可能性が高いため、飲ませないようにしましょう。
それでは、使っても良い水・悪い水の紹介に移ります!!
①水道水はOK!
赤ちゃんは、内臓の機能が未熟なのでミネラル分を排泄するのが難しいと言われています。そのため、ミルクに使用する水は「内臓に負担をかけないようにミネラル分の少ない“軟水”が良い」とされています。日本の水道水はほとんどが軟水。水質基準も厳しいことから、使用に適していると言えます。
ただし!
給水方式を採用している集合住宅や病院の水道水は、濁ったり匂いがついたりしやすく、水質を維持するのが困難な場合が多いので注意が必要です。
また、すでに解除済みではありますが、東京では、2011年3月の地震以降に一部地域で“放射性物質の量が基準値を超えたとして、赤ちゃんのミルクに水道水を使わないことを推奨”した時期があります。一番気軽に使える水道水ですが、放射性物質問題が気になる方は、避けた方が良いかもしれません。
② 浄水器を通した水はOK!
ミネラル分を付与しない浄水器であれば、ミルクに使用しても問題ナシ!
ただし、浄水器を通すことで消毒に使われている成分を除去することになるため、汲み置きなどすると、雑菌が繁殖する可能性があるので注意が必要です。
③日本のミネラル
ウォーターはOK!
日本の水を原料としたミネラルウォーターは、ほとんどがミネラル濃度の低い軟水なので、使用に適しています(硬水はNG!)。
ミネラルウォーターを使用する際は、煮沸したあと人肌に冷まして使用しましょう。
④海外のミネラル
ウォーターはNG!
海外のミネラルウォーターは、ほとんどがミネラル濃度の高い硬水です。そのため、ミルクには適していません。
⑤ スーパーなどの
無料水は要確認!
スーパーの店頭で専用容器に入れて持ち帰る水は、どんな水なのか確認する必要があります。アルカリイオン水なのか水道水をろ過しただけものなのか、軟水なのか硬水なのかなどがはっきりしている場合は、それらをチェックして使用の判断ができます。
しかし、ミネラル成分(硬水・軟水)がはっきりしないものは、使用を控えた方が良いでしょう。
ミルクに使用される頻度の高そうな水のOK・NGを紹介しました!
普段何気なく飲んだり料理に使う水なので、その危険度を考えたこともなかった、という方もいるかもしれません。
赤ちゃんのためにより良いお水でミルクを作る参考にしてください★
文/岡本梓(mamaPRESS編集部)
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