2015.07.09
夏こそ『白湯』を!朝1杯飲むだけで健康&キレイにチェンジ!
うだるような暑い日々が続く夏は、どうしても冷たいのみものを口にしがちです。でも、それでは胃腸の働きが悪くなり、下痢をしたり便秘になったりすることも…。
じつは夏こそ、おすすめの飲みものは『白湯』なんです!
中でも、朝の一杯がもっとも効果的♪ ママたちにうれしい、いろいろな効果やメリットがあるんですよ。
あなどるなかれ! 『たかが白湯、されど白湯』
白湯を飲む健康法は、インドが発祥と言われています。
とくに朝に飲む一杯がもっとも効果的で、起きてすぐ、なにかを口にする前に飲むことで、頭をスッキリと呼び覚まし、体内を浄化する作用があるといわれています。
また、日中の水分補給にも白湯を飲むことで、消化を助けてくれるうえ、発汗作用や脂肪燃焼効果があるのでダイエットにもぴったり!
冬の冷え性対策によいのはもちろんのこと、冷たいものをとりすぎたり、エアコンで体が冷えたりする夏にも、白湯は活躍してくれます。
そして、寝る前に飲むとリラックス効果や安眠効果にもつながるんです。
意外と知らない! 『白湯』と『お湯』の違い
実は、電子レンジなどで適温にしただけの水はNG。それでは『白湯』ではなく、ただの『お湯』です。
やかんで火にかけ、一度沸騰させてから冷ましたものが、正しい白湯です。
この時、水道水はできるだけ避け、浄水したものやミネラルウォーターを使いましょう。
また、火にかけて沸騰してからも、火を止めず5分ほどグツグツさせるのがポイント。
水道水でつくる場合は消毒成分が揮発するため、やかんの蓋ははずしておきます。そして、50℃くらいまで冷ましたらできあがりです。
こうして作った白湯は、やさしくまろやかな口当たりになります。
もちろん、白湯は子どもにもおすすめ!
ママの中には、お子さんの便秘に悩まされている方も多いのではないでしょうか? 子どもが食物繊維が含まれている食材をなかなか食べてくれなかったり、食べさせたとしてもさほど量はとれなかったり…。
そんなお子さんにこそ、朝一杯の白湯を飲ませることで、体が内側から温まり、便秘の解消につながる効果も期待できるんですよ!
白湯を飲むことは、いいこと尽くめ! 1杯を10分くらいかけて、じ~っくり飲むことをおすすめします。
また、味覚をリセットする効果もあるので、日中はマイボトルに入れて持ち歩き、食前・食後に飲む習慣をつけてみてはいかがですか?
文/岩﨑未来
参考/
子供の便秘を解消できる食品事典
女性の美学