2015.05.11
思い出も2倍に!子どもと育つ『犬との生活』とは
ある時期になると、子どもは犬をはじめとする生き物に興味を示しだすことが多いもの。なかでも子どもにとって犬がいる暮らしというのは、たくさんの楽しみを与えてくれ、優しさや責任感を覚える第一歩になると言っても過言ではありません!
しかし、犬を飼うということは、思った以上に責任も伴います。そこで今回は二匹の犬と暮らす筆者の経験から、犬との暮らしのメリットや注意点などをまとめてみました!
犬がいるだけで幸せな気分に♪ 人間を癒す力がある!?
アニマルセラピーという言葉があるように、犬をはじめとする動物たちには、人間を癒す効果があると言われています。
実際に、心拍数の抑制や血圧の低下などの効果があり、心身共に人間をリラックスした状態にしてくれることも明らかになっているのです。
嫌なことや悲しいことがあったときに、誰かが隣に寄り添ってくれるだけで、心が落ち着くなんてことも多いですよね?
犬との生活はたくさんの笑いも溢れ、私たちを楽しませてくれるのです。
しかし、犬との生活は良い面ばかりではなく、大変なこともあることを忘れてはいけません。
犬を飼うと決めたならば、責任感を持って家族の一員として迎え入れる覚悟が必要です。
犬のお世話や掛かる費用って?
犬には、もちろん毎日の散歩が必要になります。散歩に必要な時間は犬種により異なり、大きな犬になるほど長い散歩を要します。
運動不足は犬たちのストレスの元になり、健康を害してしまう原因にもなります。
また、犬を飼う上で、必要になる費用はご飯代だけではありません。
・年に一度の予防接種 5000円~1万円
・年に一度の狂犬病予防接種 3000円程度
・ノミやダニ防止の薬 月700円~1000円
・5月から12月に掛けてのフィラリア予防薬 月500円~1000円
・爪切りやシャンプーなどのトリミング費用 など
上記以外に体調が悪くなれば病院代が必要にもなりますし、犬には健康保険がないため全額実費!
犬用の保険などに加入しておくと医療費が半額に抑えることが出来る場合もありますので、検討しておくことをおすすめします。
まずは犬を飼う前に、生活スタイルの変化や金銭的な問題を、きちんと家族間で話し合いをしておくといいですよ!
子どもと犬の生活の注意点は?
犬を飼う際には、子どもに犬アレルギーがないか予め検査しておくと安心です。犬の抜け毛などの問題もありますので、室内はこまめな掃除が必要です。
また、小さな子どもだと犬を手加減なしに触るなどしてトラブルになることも知っておきましょう。
ちなみに、筆者の家には小型犬が2匹おり、子どもは産まれたときから犬がいる環境で育っていますが、犬にとって子どもは新参者。
「犬が焼きもちを焼くだろうな・・・」との予想を裏切り、いつでも側で見守る頼もしい姉のようになりました。
2歳の息子は犬たちを「可愛い、大好き」と言います。でも、たまに犬が嫌がることをしてしまい、時には避けられ、泣きながら「ごめんねー」と謝る姿も……。
それを見ると、子どもも犬と一緒にいろんなことを吸収し、学んでいるのだなと感じられるのです。
犬と子どもが仲良くなってしまえば、一緒に昼寝をしたり、遊び相手になってくれたりと子どもにとっての最高の友だちに!
人間よりも早く年を取ってしまいますが、きっと生涯を通して大切なことを子どもに教えてくれるはずですよ。
文/浜野夢子
参照/子犬のへや