2015.07.19
成績も体力もUPする!『朝ごはん』で得られる驚異のメリット
突然ですが、みなさんはちゃんと朝ごはん食べていますか? そしてお子さんにも食べさせていますか?
朝ごはんを食べる理由は、お腹がすくからその空腹を満たすため、でもあります。でもそれだけではなく、朝ごはんには『1日のエネルギー源を補給する』というとっても大切な役割があるんですよ!
朝ごはんを食べることが、成績アップにつながる
文部科学省の調べによると、朝食を食べる子のほうが食べない子に比べ、科目に関係なくテストの成績が高く、体力テストの結果も良いことが分かりました。
さらにそれだけではなく、朝食を必ず食べている子の方がイライラする頻度も少ないんだそう。
脳の活動のエネルギー源は『ブドウ糖』です。これが不足すると、集中力が低下し、イライラするようになってしまいます。
また、脳が活発に働くのは午前中。なので朝ごはんを抜くと、授業中におしゃべりをしたり注意力が散漫になってしまいます。
脳を活きいきとさせて授業に集中することは、学習能力をあげるために大切なことなんです。
朝ごはんを食べない人の方が肥満率は高い!?
1日の食事量を減らそうと思って、朝ごはんを抜いたダイエットをしていませんか? しかし、これは全くの逆効果!
朝ごはんをスキップすると、お昼にはお腹がペコペコ。そうすると一気に大量の食べ物をとってしまいます。これは肥満の原因の1つである『ドカ食い』です。
また朝食べていないので身体は『飢餓状態』になっています。この状態だと身体は食べ物から多くのエネルギーを吸収しようとして、これもまた肥満に繋がります。
私たちは食べ物をたべると代謝がアップします。そしてこの効果は朝が一番高いのです。
朝ごはんをきちんと食べて、昼のドカ食いを防いだ方が、代謝アップにつながるんですよ。
子どもが食べてくれない? そんなときはオニギリ1個でもOK!
ママが張り切って朝食を用意しても、子どもはなかなか食べてくれないこともありますよね。そんな時はオニギリ1個でも大丈夫!
朝ごはんには『お米』が理想的。お米はゆっくりと消化・吸収される特徴があり、血糖値をゆるやかに上昇させます。
お腹いっぱいでも眠くなりにくく、また腹持ちも良いのでお昼まで空腹を感じることが少ないのです。
もちろん、ご飯とおみそ汁とおかずがあるのが理想形。でもあまり食欲がない状態で目の前に沢山の食事が並べられていると、それだけで少しウンザリしてしまいませんか?
あくまでも「おかずも」は理想の形。まずは食べてくれることが大切です。
オニギリに果物を添えてもいいですし、パンが好きな子には具材を乗せてピザトーストにしてあげると食べやすいですよね。
また、子どもが小さいときは一緒に食べて、朝ごはんを楽しく食べる習慣をつけるのもおすすめです。
筆者も出産前は朝食を食べる習慣が無かったのですが、最近は娘と一緒にテーブルにつき、同じメニューを食べるようにしました。
これは、娘に朝食の習慣をつけることが目的でしたが、自分自身の体調も良くなり、午前中も元気に動けるので、やはり朝ごはんを食べることは素晴らしいと感じています。
みなさんもぜひ、朝ごはん生活をはじめてみてくださいね!
文/宮木つぐみ
参照/
eo健康「めざまし朝ごはん」
農林水産省 「朝ごはんを食べないと?」
宮木つぐみ
カフェ店員、美容部員、ブライダル情報誌の制作を経験したのちに、子どもの頃からの夢が諦めきれず仕事を全て辞めて演劇の世界へ。結婚を機に専業主婦になり、現在は2013年生まれ...
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