2015.08.17
『手作り日焼け止め』で赤ちゃんとママのUVケアを!
連日最高気温が30℃を超え、猛暑日・真夏日が続く今夏。ひと昔前は、子どもは外で真っ黒になるまで遊んで、日焼けを競い合ったりというのはよくある光景でした。
しかし最近は、皮膚科学や環境の変化などにより紫外線に対する考え方も変化し、大人だけでなく子どもに対しても日焼け対策が叫ばれているのです。
赤ちゃんの肌と大人の肌、どこが違うの?
一見、ぷるぷるとうるおって見える赤ちゃんの肌ですが、実際赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の約半分! 細胞もバリア機能もまだまだ未熟な状態です。
外部からの影響をとても受けやすく、皮脂の量も少ないことからじつは乾燥していることが多いんですよね。
だからこそ、『適度な洗浄』と『保湿』に加えて『UVケア』にも気をつけてあげなければいけません。
『赤ちゃんの肌』を、太陽からママが守ってあげましょう!
保存料ゼロ! 手づくりのクリームで安心UVケア
赤ちゃん用・キッズ用の日焼け止めクリームは、各社から発売されています。だけど「うちの子肌が弱いから…」「どうしても成分が気になる…」そんなママも少なくはないと思います。
だったら肌に優しい日焼け止めクリームを手づくりしてみませんか?
【材料】
・シアバター 10g
・ホホバオイル 小さじ1
・二酸化チタン 小さじ1/2
・酸化亜鉛 小さじ1/2
【作り方】
① クリーム容器、器具などはすべてエタノールで消毒します
② シアバターを湯煎で溶かし、ホホバオイルと混ぜます
③ ②に二酸化チタンと酸化亜鉛を少しずつ加えながらよく混ぜます
④ ③が混ざったら粗熱をとって、あたたかいうちに容器へ入れます
⑤ 粗熱が取れたら完成です
親子で仲良く使える、安全安心の日焼け止めクリーム
作りたてはとろとろとした乳液状のクリームですが、翌日には固まり少しざらっとした状態になります。
使うときは、手のひらであたためるようにしてこすり合わせて伸ばしてから、肌に塗ってくださいね。
なお、保存料をいれていないので、冷蔵庫で保管をして、2週間以内に使い切るようにしましょう! (容器に製造日を書いておくとわかりやすいです)
※使用の前には必ず『パッチテスト』をお忘れなく
筆者も市販の子ども用日焼け止めクリームを購入したものの、独特の香りや洗い残しがどうしても気になっていた時に、「自分で作れば材料もわかるし安心」という結論にたどりつきました。
いまでは、夏の日射しは厳しいけれど、歩けるのが楽しくて仕方ない息子を連れて公園に行く際の必需品となっています。
ぜひ、みなさんも試してみてくださいね!
文/イワネアキコ
参照/ハッピー・ノート ドットコム ベビー&キッズの日焼け止め対策
イワネアキコ
1983年、九州生まれ、九州育ち。フリーペーパーの学生ライターを経て、タウン誌編集者を7年(企画・取材・撮影・編集ほか)、地域活性の客員研究員を2年経験し、出産。現1歳児の息...
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