2013.08.08
新生児の血液型判断でトラブル続出?どーする!
知らなくても大丈夫!
検査の必要性
子供の血液型、知ってますか? 私は我が子が何型か、いまだ知りません。気になるけど、わざわざ検査する必要があるのかどうか、疑問に思ったので調べてみました!
☆医学的に血液型を
☆知る必要はない
☆新生児の血液型は
☆判定が難しい場合も
☆小児科での検査費用は
☆2,000~4,000円程度
病気・事故の時は、必ず
病院で検査が実施される
子供の血液型を知りたい大きな理由は万が一の場合の対応ではないでしょうか。「お子さんの血液型は? 」と聞かれた場合、答えられないのは困ると考えるママは多そうです。
しかし、実際に病気やケガで輸血が必要になった場合、病院では必ず事前に血液検査をします。それがママの申告したものと同じだろうが違っていようが、検査に基づいた血液型で手術や輸血が行われるため、ママが知っている必要はないんです。
過去には産婦人科で
血液型を調べていたことも
以前は、検査は産婦人科で行われていたようですが、現在は実施していないところがほとんど。新生児のかかとに針を刺して血液採取し、先天性の病気の有無を調べる「先天性代謝異常検査」が導入されていたため、その時にサービスとして血液型も調べていたようですが、実際とは血液型が違うというトラブルが多発したのです。
どうしてこんなトラブルがおきるのかといえば、1歳未満の赤ちゃんからは検査に必要な抗体が検出されず、正確な血液型が判定できないことが多いからだそう。
検査費用は自己負担!
区役所で検査実施する自治体も
それでも子供の血液型を知りたい、子供自身が知りたがっているという場合には親から希望すれば検査を実施してくれる小児科もあります。
自己負担となりますが、大体2,000~4,000円程度。採血、かかとから血液を採取、アレルギー検査のついでなど方法は様々ですが、検査を行う時はより正確に調べるため1歳以降になってからをおすすめします。また、保健所で血液型検査を実施している場合もあるので、気になるママはお住まいの自治体に問い合わせてみるといいですね。
※TOP画像はイメージです。企画とは直接関係ありません
(取材・文/安田歩美)