2015.06.02
水を怖がらない子になる!ベビースイミングの魅力
ますます暑くなってくるこれからの季節。炎天下の中、毎日子どものお外遊びに付き合うのも結構つらいですよね。
かといってお家遊びの日が続くと、子どもはパワーが発散できずにイライラ……と悪循環に。
こんなとき、室内でも水遊びがたっぷりできる『ベビースイミング』をはじめてみてはいかがですか!?
赤ちゃんは水遊びのプロ! 本当はお風呂も大好き!
羊水の中で育ってきた赤ちゃんにとって、水は親しみのあるもの。水中でバランスをとったり手足を動かしたりすることは本能でできるそうです。
その記憶がなくならないうちにスイミングを始めると、水を怖がらない子どもに育つのだとか!
水が好きだとお風呂に入れる時にも大助かりですよね。
基本的にベビースイミングは生後6か月からとしているところが多いですが、はじめるまでにお風呂でできる水の記憶維持方法をベビースイミングのコーチに教えてもらいました。
これは、ベビーバスを卒業して一緒に湯船につかるようになる生後1か月過ぎから始めます。
(1) まずは洗面器に赤ちゃんに適した温度のお湯を入れます。
(2) 赤ちゃんをしっかり縦抱きにし、「あっぷっぷ~」などいつも同じ掛け声で合図した後、頭頂部からザバッとお湯を流しかけます。
初めての時は少し勇気がいりますが、赤ちゃんに負担にならないくらいの量や温度、勢い、角度などを考えながらやってみてくださいね。
ちなみに筆者のマタニティスイミング仲間の子どもたちは、もれなくお風呂大好き! 頭からのシャワーもへっちゃらです。
水の刺激で、強い身体を作る
プールの水によって皮膚感覚が鍛えられ、風邪をひきにくくする効果が期待できるそうです。
実際、筆者が通っているベビースイミングのコーチは幼い頃気管支が弱かったそうですが、ベビースイミングをはじめたころから風邪をひきにくくなったのだとか。
風邪の小児科通いから解放されたら、ママの毎日もラクになりますよね。
スイミングがなかなか好きになれずに、水を見たら泣いてしまう赤ちゃんでも大丈夫。
大きなプールに肩までつかるだけでも、水圧が肺や心臓を圧迫して心肺機能を高めてくれるそうです。
ただし、室内プールは声が反響したりするので赤ちゃんが怖がって泣いてしまうのは仕方がないこと。
基本的に、ベビースイミングはママと一緒にプールに入るので、赤ちゃんにママの心臓の音を聞かせてあげるように左側に抱っこしてあげたり、ママと赤ちゃんの口の高さが同じ位置になるようにするなど、安心感を与えてあげるといいそうですよ。
生活リズムが整って、親子ともどもリフレッシュ!
ベビースイミングは泳げるようになるためというより、あくまで水慣れ、水遊び。
それでも水中で身体を動かすことは結構な運動量になります。そのため、赤ちゃんがお昼や夜ぐっすり眠ってくれるようになるというメリットも。
睡眠リズムが整うとママも赤ちゃんも毎日気持ちよく生活できますよね。
ただ、水を介した感染症や、水の飲みすぎによる水毒などの心配があることも事実です。
筆者の子どもは鼻風邪をひきやすく、肌も強くはないため、かかりつけの耳鼻科と皮膚科で対策を練ってからはじめました。
みなさんも信頼できるコーチや施設のもと、かかりつけの医師にしっかり相談して、スイミングを楽しんでみてはいかがですか?
文/みやざき
PHOTO/Thomas Grunert
参照/コナミスポーツクラブ
みやざき
2014年待望の息子を出産した新米ママです。せめて両親は越えて欲しいと、子供の習い事や子育てに興味津々。また希望してからなかなか妊娠できなかった経験から、女性の健康にも日...
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