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2015.04.15

肌荒れが改善!?『低用量ピル』のメリットとデメリット

肌荒れが改善!?『低用量ピル』のメリットとデメリット

先日、産婦人科に年に一度の子宮がん検診を受けにいってきました。あまり行かない産婦人科、せっかくだからとちょっと気になっていた生理不順と、子どもがすでに三人いるわが家の今後の避妊方法について先生に相談してみました。

すると生理不順の改善効果と、飲み方さえ間違わなければ高い避妊率があるというピルを勧められました。
いままで「薬を飲み続ける」ということに若干抵抗感があったのであまり考えてこなかったピル。調べてみるとさまざまな効果があるようです。


ホルモン量を抑えた「低用量ピル」とは?


ピルの成分は、卵巣でつくられる「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2つが主成分です。
ピルを服用し、体外から女性ホルモンを取り入れることで、脳がすでにホルモンが分泌されているものと勘違いし、卵巣にホルモンの分泌をしなくなります。そうすると、排卵が起こらなくなり妊娠しないという仕組みです。

1960年代に使用されていたピルはこのホルモン量が多く、リスクが高いとされていましたが、現在の「低用量ピル」はホルモン量が当時の数分の1と少なくなっており、リスクも低いとされています。



使用方法と避妊効果はどれくらい?


肌荒れが改善!?『低用量ピル』のメリットとデメリット_1

使用方法は1日1錠を決まった時間に飲み続けます。毎日欠かさずに飲み続けるのが唯一のポイントです。

避妊効果については、1年間の避妊の失敗率がコンドーム2~15%に対して、ピルでは0.3~8%と低いものになっています。
また、服用をやめると自然な月経周期が回復して妊娠することができます。



月経量が少なくなる、PMSの改善などの効果も


この他のピルの効果には、

  • ・月経周期が整う

  • ・月経量が少なくなる

  • ・PMS(生理痛やいらいらなどの月経困難症)の軽減

  • ・にきびなどの改善

  • などがあげられます。



    考えられるリスク


    ただし、やはり薬を摂取する上で副作用がまったくないとはいえないのもまた事実です。

    特に、服用を始めてからの3か月は「吐き気」「胸の張り」「頭痛」「下腹部痛」などのマイナートラブルが起こる場合も。ただし、多くは3か月以内に収まるもののされています。

    また、喫煙者がピルを服用する場合、血栓症や心筋梗塞にかかるリスクを高めるという報告もあります。子宮頸がんのリスクについても諸説あることを知っておいてほしいところです。



    まず服用を考えたら、メリットとデメリット、両方を理解しましょう。必ず医師に相談し自分の体調をチェックしてもらうことも大切です。
    バースプランを考えると妊娠は避けたいので、夫とのセックスも気が重いという場合や、子育て中に生理が重くて辛いというようなママならではの悩みの手助けとして、ピルを選択する方法もあるのかもしれませんね。




    文/矢野はな

    参照/

    ピルわかるページ
    花王そこが知りたい!低用量ピル
    健康Salad

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