育児本読んでいますか?本の言いなりにならない利用法
これだけいろんな情報が溢れていると、情報におどらされることもありますよね。
「これはネットの情報じゃなく、本に載っていたから大丈夫!」だなんて思っていても、その得た情報をどう利用するかが大切なのです。
表紙の文字にのせられてない?それって本当に正しいの?
「わがままにならない子どもの育て方」や、「IQ××の天才児にするには?」なんて文字が入っていると、飛びついてしまうになりますよね。ですが、そんな確実な方法があれば子ども達はみんな、お行儀よく言うことを聞き、IQの高い天才児になることでしょう。
そんな方法があるというのは幻想であると考えたほうが良いでしょう。
確実な育児法が子どもたちから個性を奪ってしまうかも
もしも本当だとしても、みんなが画一化された同じような子どもばかりになったことを、想像してみましょう。
「魔の二歳児」とも無縁で、子ども達はおとなしく本を読んで、言われたこと全てをこなして、9時になったら寝てしまうんですよ。想像するとちょっと怖いですよね。
育児本に何を求めるのか。それとも本に求められてるのか?
「○○な子」、「△△ができる子」と言うのが、育児のお手本なのでしょうか。そうじゃない子は「NGな子」として扱われるのでしょうか。一番大事なのは「その子らしさ」であって、また「このママらしい育て方」ではないでしょうか。
それは無数の組み合わせがあって、一緒に育てる「パパらしさ」もそれぞれ違うので、さらに組み合わせは無限に広がることでしょう。
求められた通りに育たないからと言って、自分の育児や子どもの個性的な成長を否定してしまうことは、本の言いなりになってしまっているだけかも知れません。
日々の生活でママが教えたこと、パパが教えたことをその子なりに受け取って、子どもは成長していくのです。
育児本を上手に読んでいくには?そもそも読むべき?
本を読むのは良いことだといいます。一番大切なのは、その情報を客観的に見ることですよね。
「へ~、こんな子もいるんだ。でも、うちの子の方がおもしろいよね」、「手がかからない子もいるんだね。だけど、うちの子はママが大好きだから甘えているんだね」と言うように、全てをポジティブに変換してみることによって、わが子の個性を改めて見直すことができるかもしれません。
ママもパパも人間です。子どもが困らせるたびに、あの手この手と考えださなくてはいけないので、ずいぶん色んな勉強になったとは感じませんか?
どの育児本にも載っていないわが子の豊かな個性を、ポジティブにとらえるために、育児本を読んでみてはいかがですか?