超☆時短でツヤ髪を手に入れる！ 産後ママのためのヘアケアクイズ

「人の第一印象は80%、髪の美しさで決まる」（ヘアメイクアーティスト談）
「髪さえキレイならスッピンでも何とかなる」（紗栄子談）
「メイクよりもヘアが大事。髪がキレイなら遠目でも美人」（美容マンガ家談）

このような意見からもわかるように、見た目の印象を決定づけるのはメイクやファッションだけではありません。髪の美しさだったのです！

その一方で、産後間もないママは抜け毛や髪のパサつきなど、トラブル続き。わざわざ美容室でトリートメントをするヒマがあったら、少しでも眠りたいのが本音ですよね。

そこで今回は、ツヤ髪が手に入るヘアケアのヒントをクイズ形式でご紹介します。

産後ママを悩ませる抜け毛問題
『トリートメントの待ち時間』

Q1.産後の抜け毛がひどくて、シャンプーのたびに大量に抜けます。どのくらいの頻度で洗えばいい？

A　毎日
B　3日おき
C　朝晩2回

正解はA。
3日おきでは頭皮の毛穴に皮脂が詰まってしまい、さらに抜け毛が増える可能性が考えられます。

とはいえ、洗いすぎも頭皮と髪が乾燥して、髪がパサつく原因に！　1日1回がベストです。

Q2.トリートメントをのんびり待つヒマがない。でも、効果はほしい。何分待てば洗い流してOK？

A　すぐに流してOK
B　3分でOK
C　15分でOK

正解はB。
トリートメントは時間をおくほど良さそうなイメージがありますが、そんなことはありません。最低3分待てば、十分な効果が期待できます。

「3分も待てない…」というときはヘアキャップをかぶってトリートメントの浸透率をアップさせましょう！

待ったなしのお風呂上りタイム
『髪を傷めずに素早く乾かす方法』

Q3.濡れた髪をタオルで拭くとき、どんな方法が髪には優しい？

A　勢いよくタオルで拭いて水分を飛ばす
B　髪をタオルで挟んで水分を吸い込ませる
C　タオルを巻いて1時間ほど放置

正解はB。
タオルを巻いて1時間も放置すると、頭皮に雑菌が繁殖して臭いの原因に。タオルを巻くなら10分程度を目安にしましょう。

また勢いよくタオルで拭いてしまうと、摩擦がおきて髪が傷みます。髪をタオルで挟んでポンポンと押さえるように拭くのが◎。

Q4.一刻も早く髪を乾かしたい。髪に優しいベストな乾かし方は？

A　ドライヤーは使わず自然乾燥
B　ドライヤーで毛先から乾かす
C　ドライヤーで根元から乾かす

正解はC。
濡れた髪はキューティクルが開いて傷みやすい状態のため、濡れたままにしておくとさらに傷みます。

髪は毛先にいくほど水分量が少なく、乾きやすいのが特徴です。ドライヤーの高温・長時間・近づけすぎの3禁を守り、根元から乾かすのが正解！

髪がキレイに見えるカラーが知りたい！
『日焼けのダメージから髪を守るテク』

Q5.ダメージヘアを少しでもキレイに見せたい。ベストなカラーは何色？

A　ブラック
B　ダークブラウン
C　アッシュブラウン

正解はB。
ブラックは髪そのものにツヤがないとアラが目立ちやすいので控えましょう。

アッシュブラウンは染めた直後はとても美しいのですが、他のカラーよりも退色が早く、色が抜けたあとに傷みが目立ちます。
退色したあとも自然に見えるダークブラウンがオススメ。

Q6.夏の紫外線から髪を守りたい。正しい対処法は？

A　外に出るときは帽子をかぶる
B　外に出るときはまとめ髪にする
C　外に出るときは髪にUVカットスプレーをかける

全部正解です。

体のてっぺんにある髪は、最も紫外線を浴びる場所です。紫外線が強い10～14時の時間帯に外出するときは帽子をかぶる。
帽子が難しいなら髪をコンパクトにまとめて紫外線が当たる面積を減らす。その上からUVカットスプレーをかければ完璧です。

『トリートメントは3分おいてから洗い流す』、『ドライヤーで乾かすときは髪の根元から』、そんな日々の小さな積み重ねが髪の美しさに繋がります。

まずはひとつ、できることから始めてみてくださいね。

文／深山由佳理
参考／『美的　2015年6月号』（小学館）「大人のキレイの新常識　抜き打ちテスト」