2016.06.08
みんな知ってる“あの絵本”のパロディ!『3びきのかわいいオオカミ』が大人気
『おやすみロジャー』に続いて今話題になっている、『3びきのかわいいオオカミ』という絵本をご存じですか?
テレビでも紹介され人気が集まり、売り切れてしまう本屋も多いのだとか! いったいどんな絵本なのでしょう。
みんなが知ってる“あの絵本”のパロディ
出典:Amazon
”あるところに、ふわふわの毛皮をもった3びきのオオカミがいました。3びきは広い世界を見に行くため、お母さんオオカミのもとを離れてあたらしい家を作りました。 ところが、3びきのオオカミの家の前を通りかかったわるいおおブタが、「なかにいれろ!」と怒鳴ってオオカミたちを怖がらせます。 ムリヤリ家の中に入ろうとして、おおブタは思い切り息を吹きかけますが…。”
…と、ここまで聞けばもう分かりますね。『3びきのかわいいオオカミ』は、誰もが知っている『3びきのかわいいこぶた』のパロディ作品です。なんと、オオカミとこぶたの立場が逆転してしまっているんですね。
斬新なパロディでありながら、『3びきのかわいいこぶた』とはまったく違うラストを迎えるこのお話。小さい子どもはもちろん、小学校高学年の子どもたちにも人気があるそうです!
かよわいおおかみと凶悪なこぶたが笑える!
元ネタである『3びきのかわいいこぶた』では悪役だったオオカミが、今作ではとってもかよわく、かわいく描かれています。反対に、悪者にジョブチェンジしたこぶたは「こっちの方が天職なのでは!?」と言いたくなるほど凶悪で、悪行の限りを尽くします!
このギャップがとても愉快で、子どもたちだけでなくママたちからも絶賛されているようです。
実は、『3びきのかわいいオオカミ』のお話を書いたユージーン・トリビザスは犯罪学者なんです。わるいオオブタの行動や意外性のある結末は、そんな作者だから書けたものかもしれませんね。どんなラストなのか気になる人は、ぜひ本を購入して読んでみてください!
「思わず笑った!」読者からの声を紹介
Amazonレビューより、『3びきのかわいいオオカミ』を読んだ人の感想をいくつか紹介します。ネタバレは含みませんの“で、まだ読んだことのない人も安心して見てくださいね。
ストーリーも素敵ですが、なによりも、おおかみ達がなんとも可愛い事。
絵本でおおかみと聞くと悪役が多いですがこの本はそんな事はありません。他の動物たちとも仲がよく、恐い感じは全くしません。
むしろ恐いのはブタさん。でも、最後には…それは読んでからのお楽しみ。
子供じゃなくても、すごく楽しめます。
引用:Amazon
たしかに、『赤ずきんちゃん』などでもオオカミって悪役ですよね。“悪いやつ”というイメージが定着しているのでしょうか。『3びきのかわいいオオカミ』のオオカミたちは無邪気でかわいく、悪役のイメージが覆されていて新鮮味があります。
10分前後で読めます(^^)
私は、ゆっくり、子どもたちとやりとりしながら読む場合13分程度かかります。
学校などで読み聞かせされる方におすすめです♪
引用:Amazon
長すぎず短すぎず、ちょうどいいくらいの時間で読み聞かせできる絵本って貴重ですよね。10分くらいのお話を探しているママにぜひおすすめしたい作品です!
いつも悪者にされてるオオカミが、この絵本の中ではとってもまじめでかわいい。逆にブタの悪さが半端じゃなくて、ある意味爽快です。文だけでも笑えるけれど、絵がさらに笑いのツボを刺激します。
ブタの表情がいちいちおもしろい!!おもしろいだけじゃなくて最後は幸せにしてくれる。素敵な作品です。
お話の意外性にばかり目がいきがちですが、絵が本当にかわいくてすばらしいんです! 絵本のメルヘンな世界観を心が和む絵が守っているので、ストーリーとのギャップが存分に楽しめます。
ママも子どももクスクス笑いながら読める『3びきのかわいいオオカミ』。お近くの本屋さんやネットで探してみてはいかがでしょうか?
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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