2019.06.11
赤ちゃんの夜泣き対策に!海外で取り入れられている『アンバーネックレス』って?
琥珀が連なってできた『アンバーネックレス』。日本ではまだそこまで馴染みがないものの、海外の赤ちゃんや子どもがつけているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか?
ただ単におしゃれを目的につけられているのではなく、琥珀という石に秘められた薬理作用が赤ちゃんの夜泣き対策にもつながるのだとか…! 一体どんなパワーがあるのでしょうか?
夜泣きの原因のひとつ!赤ちゃんの歯ぐずり
赤ちゃんの歯は生後3〜9ヶ月頃に生え始めると言われていて、その時期の赤ちゃんは徐々によだれが増えてきます。
歯が生えてくると、歯茎に痛み、痒みが伴い、赤ちゃんがぐずることが多くなります。それを“歯ぐずり”といい、ヨーロッパでは『Teething(ティージング)』といいます。
歯ぐずりが始まると、夜寝ているときも歯茎の痛み、痒みが気になり、激しく泣いてしまうことも。歯の生え始めの時期と夜泣きが始まる時期が重なると、歯ぐずりで夜泣きがひどくなったと感じるママも多いようです。
そんなときに日本では古くから、“歯固め”がよく使われてきましたが、ヨーロッパでは『アンバーネックレス』が多くの家庭で使われているのです。
抗炎症作用が夜泣き対策にも…!『アンバーネックレス』 とは?
https://www.instagram.com/p/BrXjN3An5e3/アンバーネックレスとは、琥珀のネックレスのこと。琥珀には『コハク酸』と呼ばれる成分が含まれていて、抗炎症作用、鎮静作用などのさまざまな作用があることから、ヨーロッパ全土で何世紀にもわたって、“天然の鎮静剤”として親しまれています。
また、子どもの夜泣きや歯の生え始めの痛みからくるぐずりをおさめる効果があるとされていて、『ティーシングネックレス(乳歯の生え始めのネックレス)』と呼ばれママたちからも親しまれているんです。
ヨーロッパ地方ではドラッグストアなどでも手軽に購入できるのだそう。
https://www.instagram.com/p/Bvx3lrdA4PL/ハワイで子育てをしているタレントの吉川ひなのさんがアンバーネックレスを愛用していることで、日本でも話題となりました。“幸福で健康であることのシンボル“でもある琥珀は、出産祝いなどにも選ばれることが多いそうですよ。
実際に着けているときは子どもが落ち着いていて、夜泣きも減ったとの声もあるそうです。
必ずママが近くにいるところで!使うときの注意点は?
そんな、アンバーネックレスですが、やはり赤ちゃんがつける際には注意も必要。
赤ちゃんは小さなものは何でも口に入れてしまうので、ネックレスが切れて粒がバラバラになってしまうと危険です。赤ちゃん用のアンバーネックレスは、ビーズの間が一つ一つ玉結びされていて、切れてしまった場合も粒は1つ落ちるだけで、バラバラにはなりません。
そのため、使用する際は赤ちゃん用のものを選ぶよう。安全のため、就寝中は着用せず、ママが近くにいるときに使用するようにしましょう。
アンバーネックレスは、日本ではまだ広く流通していませんが、天然石を扱うアクセサリー屋さんやオンラインショップなどで赤ちゃん向けのものを手に入れることができるそう。歯ぐずりによる夜泣きで悩んでいるママは、試しに使ってみてはいかがですか?
PHOTO/Little_Desire/Shutterstock
参照/
EPARK「赤ちゃんの“歯の生え始め”に知っておきたい大切なコト3つ」
歯のアンテナ「歯固めは必要?おしゃぶりとの違いや歯ぐずり解消の役割を解説」
Ananag Baby
DIAMENT「赤ちゃんの為の「歯ぐずり対策」、ヨーロッパ発祥のベビー用琥珀ネックレス!」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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