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2018.09.06

【専門家監修】気づかぬうちに“老化物質”を食べてたかも!今すぐ取り入れたい、若さを保つ食事法

【専門家監修】気づかぬうちに“老化物質”を食べてたかも!今すぐ取り入れたい、若さを保つ食事法

篠原涼子さん、井川遥さん、滝沢眞規子さん…ママになり、年齢を重ねても美しく輝いている女優やモデルさんたちが増えていますね。いまや40代でも“かわいい&オシャレ”は当たり前になってきました。

でも、30代後半から40代は、残酷なほど見た目に“差”が出はじめる年齢です。「女優さんだから…」「特別なケアをしている人だから…」と諦めていませんか? そんな女性たちに伝えたいことがあります。

若さを保つ秘訣は、高級なエステでも、最新の美容医療でもありません。私は専門医として、老化のメカニズムについて30年以上にわたって研究してきましたが、医学的な研究によって、“毎日の食べもの”が若さを保つための鍵を握っていることが明らかになってきています。

「何を食べるか?」「どう食べるか?」。このことを知っているだけで、何歳からでも人は若返ることができるのです。

老化の最大の原因はコレ!食べものに含まれる『AGE』とは?

最近の研究で、人が老ける最大の原因は、体内で作られる『AGE』という悪玉物質であることが判明しています。

聞きなれない言葉ですが、このAGEという物質が全身に蓄積し、内臓や血管、骨、肌の弾力を失わせます。逆に言えば、AGEを体に取り込まないようにすることで、若さを保つことが可能なのです。

AGEは食べものに含まれていて、毎日の食事によって少しずつ体内に蓄積していくことがわかっています。正しい知識をもって毎日の食事をとっている人とそうでない人とでは、老化の速度は雲泥の差です。

では、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

若さを保つ食事法その1:高温調理をしない

まず1つ目は、高温での調理を避けることです。

同じ食材でも、高温で長時間加熱することで『AGE』は増えてしまいます。生で食べられる食材は、なるべく生でいただきましょう。

野菜は新鮮なものを生のままサラダで、豆腐は麻婆豆腐や揚げだし豆腐ではなく、冷や奴にしましょう。

魚介類は、甘辛い照り焼きや煮付けよりは、お刺身やカルパッチョを。お肉も、焼肉やから揚げではなく、たたきやしゃぶしゃぶがいいですね。ステーキを食べたいなら、表面をさっと焼いたレアがおすすめです。

生で食べられない豚肉や鶏肉は、豚しゃぶにしたり、蒸し鶏にしたりしましょう。

忙しいママでも簡単にできる調理なので、これなら無理せず続けられると思います。逆に、揚げ物や焼き魚、パンケーキなど、こんがりと焼き色がついた調理はAGEを増やしますので、なるべく控えましょう。

若さを保つ食事法その2:加工食品はできるだけ食べない

2つ目のコツは、加工食品をできるだけ避けることです。

絶対に避けてほしいのが、フランクフルトソーセージ、ベーコンなどの加工肉、そしてフライドポテトです。フライパンでこんがり焼いたソーセージやベーコンには、大量のAGEが含まれています。これらはお子さんが好きな食べものだとは思いますが、毎日食べていると、確実に老化は進んでしまいます。

コンビニ弁当の揚げ物やファストフードのメニューも、こんがりと茶色っぽい食べものが多いですね。多量のAGEを含んでいるので、避けるのが正解です。ポテトチップスももちろんNGです。

若さを保つ食事法その3:飲み物には“カテキン”が含まれるものを

3つ目のコツは飲み物です。日常的な飲み物としておすすめしたいのが『緑茶』です。

緑茶の成分として『カテキン』という言葉を耳にしたことはあると思います。このカテキンとは、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールはパワフルな抗酸化・抗糖化物質で、AGEを抑える効果も確認されています。つまり、強力な若返り効果があるといえます。

特にみなさんにおすすめしたい飲み物が、緑茶と豆乳を混ぜた『カテキン豆乳』です。豆乳200mlに大さじ1の粉末茶を混ぜるだけで作れます。カテキンとビタミンB1、B6を組み合わせることで、AGEを抑える効果がさらに高まることが証明されています。

ビタミンB1とB6は、疲れや肌荒れの改善にも効果がありますので、女性にはとくに飲んで頂きたいです。1日1~2杯を目安に飲みましょう。夜寝る前に飲むのであれば、カフェインを含まないどくだみ茶や甜茶、ルイボスティーなどの健康茶もおすすめです。

そして、毎日の食事と一緒に積極的に飲んでいただきたいのが、実はワインです。赤ワインにはなんといってもポリフェノールがたっぷり含まれています。白ワインにもAGEを減らす効果が期待できます。お好みで選んでグラス1~2杯を楽しんでください。

甘口よりは辛口がおすすめです。効果と値段は無関係ですので、お値打ちのワインで大丈夫です。

もし「若さを保つ食事」のイメージに悩んだら、地中海沿岸の国々で食べられている食事をイメージしてみてください。

新鮮な野菜のサラダや魚介のカルパッチョ。これらにレモンやオリーブオイルを添えてたっぷりいただきますね。もちろんワインも楽しみます。まさにAGEを抑える健康長寿食といえます。もちろん、日本の和食を楽しみながら、AGEを抑えることも可能です。

『老けない人はこれを食べている』(新星出版社)では、病気や老化に勝つためにおすすめしたい“30の食品”を紹介しています。ブロッコリーやニンニク、鮭、豚肉…など、どれも身近な食材ばかりです。

さきほども指摘したように、大切なのは“食べもの”と“食べ方”です。ぜひ、毎日の食事をとことん楽しみながら、今よりもっと若く、ずっとキレイなママの姿を手に入れてください。

出典:Amazon

書籍情報
老けない人はこれを食べている
著者:牧田善二
定価:¥1,000(税抜)

文/
牧田善二(まきた ぜんじ)…糖尿病専門医。北海道大学医学部卒業。ロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。久留米大学医学部教授を経て、2003年より、糖尿病などの生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。『老けない人はこれを食べている』(新星出版社)『医師が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)をはじめベストセラー多数。

TOP PHOTO/Syda Productions/Shutterstock

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