2016.08.10
子どもが胃腸炎になったら、脱水予防には薄めた『リンゴジュース』が救世主に!?
嘔吐や下痢を繰り返す胃腸炎。小さな子どもにとっては身近な病気の1つですが、症状がひどくなると入院になることもあります。
この胃腸炎にかかったときにもっとも気を付けなければいけないといえるのが『脱水症状』ですよね。こんなときの水分補給には“薄めたリンゴジュース”が良いといわれているようです。
経口補水液よりも『リンゴジュース』!?
脱水症状のときやその予防には、電解質を含む水分の補給が一般的な考えであることは多くのママはすでにご存じだと思います。病院でもできるだけこまめな水分補給を勧められるでしょう。
ところが、カナダの研究グループがこれに異論を唱えました。経口補水液が適しているのはいわゆる『発展途上国』の場合で、衛生状態も良く重度の脱水症状になる確率の低い『先進国』では、2倍に薄めたリンゴジュースで水分を補った方がより効果的だというのです。
実験で効果が実証!
この研究グループは5カ月~5歳の胃腸炎患者650名に対して半分ずつ2つのグループに分けて以下の実験を行いました。
Aグループ
病院にいる間は『2倍に薄めたリンゴジュース』、帰宅後は『好きな飲み物(リンゴジュース、牛乳、スポーツドリンクなど)』を少しずつ飲む。
Bグループ
病院にいる間も、帰宅後もどちらも電解質を維持する『経口補水液』を少しずつ飲む。
この実験の結果、その後の容態が悪化して入院や点滴が必要になる割合はBグループでは25%であるのに対して、Aグループでは17%とより低い数値となりました。つまり、経口補水液のグループの子どもたちよりもリンゴジュースのグループの子どもたちの方が症状の回復がよりスムーズになったといえます。
(※これは症状が軽い場合のみで重症患者は含まれません)
経口補水液はドラッグストアでも簡単に手に入り、胃腸炎のときの必須ドリンクのように感じますが、実はその味はちょっと子どもには飲みにくいというデメリットもあります。下痢や嘔吐で食事がとれない子どもには、せめて少しでもおいしいものを飲ませてあげたいですよね。
症状が重い場合にはもちろん、点滴などの治療が必要となりますが、比較的症状の軽い場合にはより飲みやすいリンゴジュースを飲ませていいか、お医者さんに相談してみてもいいかもしれませんね!
mamaPRESS編集部
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