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2019.01.27

安価なのに味も香りもほぼ松茸!話題のキノコ『バカマツタケ』って?

安価なのに味も香りもほぼ松茸!話題のキノコ『バカマツタケ』って?

秋の味覚の代表格、“松茸”。でも高価すぎて、なかなか食卓にあがる機会がない…、そう嘆いているご家庭に朗報!? 香りも味も松茸に引けをとらない『バカマツタケ』の完全人工栽培に成功した会社があるのだそうです!

松茸の近縁種『バカマツタケ』とは一体なに?

『バカマツタケ』なんて、一瞬ぎょっとしてしまうネーミングですが、れっきとしたキノコの名称です。本家のマツタケの近緑種なので、歯ごたえも似ていて見た目も香りも味もマツタケにそっくりなのだそうです。

別名を『サマツ』といい、松茸の旬の時期よりも少し早い8月下旬~9月下旬に旬を迎えることから名前に『バカ』がつけられたのだそうですが、マツタケよりもおいしいという意見もあるほど。

https://www.instagram.com/p/Boa8BXgH4xu/

地域によっては、スーパーの店頭に並ぶこともあるようです。こんな風に『バカ』と大きな文字で書かれているとびっくりしてつい手に取ってしまいますね。

https://www.instagram.com/p/Bai3GQClpDd/

こちらもバカマツタケの写真。なんだか見た目も本物の松茸そっくりですよね。

6年もの研究を経てついに肥料メーカーが人工栽培に成功!

これまで多くの研究者が松茸の人工栽培に取り組んできましたが、なかなか成功せず、バカマツタケも、完全人工栽培するのは難しいのではないかといわれていました。

ですが、肥料メーカーである多木化学は、赤松の根に生える松茸に比べてバカマツタケは生育範囲が広いことから、人工栽培の可能性を見込み、2012年から研究を開始。6年もの歳月をかけて『バカマツタケ』の完全人工栽培に成功し、去る10月4日、公式に発表したというわけです。

人工栽培であれば、“秋”でなくても、一年中流通させることができます。ということは、あの味、香りを通年楽しめるということですよね!

販売開始は3年後

多木化学は、栽培にかかるコスト削減や安定供給の方法の見通しをたて、3年後の事業化を目指して研究を続けています。

松茸専門の販売業者によると、国産松茸の価格は、時期や産地などで異なりますが、1キロあたりおよそ4万~5万円もする高級品。なかなか庶民の食卓にはお目見えしない高級食材ですよね。

多木化学の担当者は「松茸より安く提供できるようにしたい」と意気込んでいるそうです。そのときがくるのが今から待ち遠しいですよね。

室内での完全人工栽培となると、虫もつかないし、季節も問わずにおいしく食べられるようになりそうです。

『バカマツタケ』というネーミングについては、今試案中ということですが、どんな名前に決まるのでしょうか。それもあわせて楽しみに待ちたいですね。

TOP PHOTO/kazoka/Shutterstock
参照/ Yahoo!ニュース「株価を急騰させたバカマツタケ栽培成功は、常識破りの大発明だ」
AERdot.「秋の味覚の大革命!? バカマツタケは本当にうまい?」
ニュースイッチ「「バカマツタケ」の完全人工栽培に成功」
時事ドットコムニュース「肥料メーカー、バカマツタケの人工栽培成功=秋の味覚が手軽に」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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