2017.03.03
「見捨てられた…」安倍首相“待機児童ゼロ17年達成はムリ”発言にママたちから落胆の声
安倍晋三首相は先日、当初掲げていた“2017年度末の待機児童ゼロ”の目標達成が困難であると、衆議院予算委員会で述べました。
“保育園落ちた日本死ね”から早1年…。なかなか進まない待機児童問題に、一筋の望みを持っていたママたちも多かったはず。
この安倍首相の発言に対し、SNSでは怒りや落胆の声が投稿されています。
待機児童ゼロ目標“2017年度達成は困難”に
厚生労働省によると、2016年4月時点で認可保育所などに入れない待機児童数は2万3,553人。前年比386人増となり、2年連続で増加しています。
いまだ解決していない待機児童問題への追求に対して、安部首相は「2017年度末(2018年3月)に待機児童ゼロは非常に厳しい状況になっているのは事実」と表明。その理由については、働く女性の数の増加が、保育園の増加の数を上回ったことを挙げています。
今年4月の入所を目指した、認可保育園の選考結果通知が先月から本格化し、落選ラッシュがSNSなどで次々と投稿されている中でのこの発言…。望みを絶たれた親たちは、どのような思いで聞いていたのでしょうか?
Twitterにあふれる落胆や怒りの声
今回の安部首相の発言に対し、たくさんのコメントが投稿されています。いくつかピックアップしました。
見捨てられましたね
— mame (@mame33689687) 2017年2月17日
最初から危機感もなかったのかもね#保育園に入りたい#保育園に落ちた2017
待機児童ゼロ達成困難=安倍首相、「人への投資」に重点―衆院予算委(時事通信) https://t.co/Rx5xkwBFtQ
問題解決を切実に望んでいたママからすると、“見捨てられた”と受け取るのも仕方ないですよね。
待機児童ゼロ:「困難」 首相、17年度末目標 衆院予算委 – 毎日新聞 https://t.co/DX1WcDK5D5
— よっしー(拉致被害者&領土奪還)風林火山 (@yosshie34) 2017年2月17日
これただの言い訳じゃん!景気なんか好転してないしお金が無いから夫婦共働きしないといけないし、そもそも保育園とか足らないし。育児政策全くダメだし。お粗末すぎる
安倍首相は、「景気が回復したことにより、出生率や働く女性が増えた」ともコメントしていますが、そもそも景気や労働市場が改善されているとは思えないと批判の声も。
扶養控除改正、一億総活躍……と掲げていたら女性が働きたくなるのは当たり前だし、景気が良くならないから共働きで働こうとするのだと私は思うが、景気回復で予想以上に女性が働こうとして待機児童が増え待機児童ゼロは断念?見積もり甘いし、検討違いだよ
— 円脱の彩栄花 (@SAEKA_320_PEE) 2017年2月17日
確かに、政府の見通しの甘さを感じてしまいますね。
未来の宝である子どもたちの保育や教育が蔑ろにされるだけ。誰のための待機児童ゼロ?
— RHT (@RHT3141) 2017年2月17日
待機児童ゼロ 17年度達成困難 https://t.co/szMRkjEVTv
未来のある子どもたちが犠牲になることを、もっと真剣に考えてほしい…。
17年度末の達成できないなら、来年か途中入園でもできるようにしてください。
— 保育士1度辞めたひよこ先生 (@piyocoteacher) 2017年2月17日
<待機児童ゼロ>17年度末の達成困難 安倍首相答弁(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/9pxeTCfAz5 #Yahooニュース
1日でも早く、待機児童問題を解消してほしいという切実な声がたくさんあがっています。
待機児童ゼロが可能かどうかなんて今の日本の状況見ればわかるやん…都会に集まれば飽和状態になるし場所も土地もないから新設も困難に決まってるでしょ…田舎に引っ越すか実家義実家で二世帯しかないよ
— ゆーや (@yuuya_pon) 2017年2月25日
地方よりも待機児童問題が深刻な都心部。根本的な問題の解決が急がれますね。
mamaPRESS編集部
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