2017.02.23
実録!子育てを考えて新居を立てるときに我が家がこだわったポイント
見逃しがち!洗濯関連のココは要チェック!
Photo/l i g h t p o e t/Shutterstock
夫婦2人だけのときに比べ、子どもが生まれると洗濯の量が一気に増えますよね? 子どもはすぐに汚すので何度も着替えさせたり、保育園に通うようになるとお手拭きタオルや布団カバーなどなどの洗濯も必須になります。
2日連続で雨なんか降られてしまうと、洗濯物の山がどっさり…。
また、小さい子どもがいるご家庭では、洗剤の誤飲や洗濯機事故の心配もありますよね。以前住んでいたマンションでは、筆者の知らぬ間に子どもが洗濯用洗剤をいじっていてハッとした記憶があります。
そんな状況を回避するためにも、知っておくと良いポイントが2つあります。
1.浴室乾燥室はあるか?
子どもがいるご家庭なら絶対にあったほうがいい機能が室内乾燥です。新築の場合、土地が十分に確保できる場合は、テラスやバルコニーを屋根付きにし、雨でも洗濯物が干せるスペースを設けるというのも手です。
しかし、都会の場合はなかなかそこまで広い土地を確保するのは難しいですよね。そうした場合には、浴室を乾燥機能付きの作りにしましょう。最近はマンションや建売でも、最初から付いているお部屋が多いようです。
浴室内の物干し竿本数は、最低2本付けることをおすすめします。1本だけだと、間隔を開けて干すことができず、長時間浴室乾燥をかけることになるので、余分な光熱費がかかってしまいます。
2.扉付き洗濯機置き場を作ろう
筆者は以前のマンションでの反省を胸に、子どもの洗濯機、洗剤事故を回避するため、新築の際には建築家の方と相談して洗濯機置き場に扉をつけてもらいました。閉めている状態では、一見するとクローゼットのようにも見え、扉を開けると洗濯機がスッポリ入る設計になっています。
このような扉であれば、乳幼児が開けることは難しく、また急な来客がある場合にもパッと汚れものを隠すことができるので便利です。
ハンガー掛けや洗剤置き場は備え付けで作るも良し、スペースさえあればあと買いでラックを設置するも良しです。
その他の知っておくと得するアイデア
家をどんな空間にしたいのか、どういう使い方をしたいのかによって、考えるべきポイントは変わってくると思いますが、最後に、実際にわたしが新居につけて良かったと思っている点を2つご紹介します。
1.壁厚を利用したインテリア棚
先ほど収納部分でも壁厚利用の話をしましたが、インテリアにもかなり使えるんです。
写真たてやかわいい雑貨など、ちょっとした飾りを置きたいと思っても、そのためにわざわざ棚をつけるのは、その部分が出っぱって邪魔だし危ないですよね。そこであらかじめ壁を凹ませておくわけです。
正方形を並べたり、少し横長のニッチ棚を作っておくとオシャレに見せることができますよ! 少しの工夫ですが、さりげなくお花や雑貨を並べることで、子ども部屋をかわいく見せたり、リビングを明るい雰囲気にすることができます。
2.キッチンカウンターは少し高めに、幅も広く作ろう!
来客時にあまり見られたくない部分の1つにキッチンがあると思います。子育てをしながら、いつもピカピカにキッチンを保てている人は、かなり少ないのではないでしょうか。
そこでオープンキッチンの設置を考えている場合には、キッチンカウンターを少し高めに作っておくと、手元や流し場の部分をリビング側から隠すことができます。
またカウンター部分の幅を少し広めに、食事を並べたり、書類を書いたりできるくらいは確保しておくと便利です。我が家は30cmくらいです。
忙しい朝は、ダイニングテーブルまで運ぶのが手間なので、カウンターに並べて主人に取ってもらえば楽ですし、子どもの手が届かない高さなので重要な書類を書いたり、書き途中でもそのまま置いておくことができるので安心です。
ぜひ新居を考え中のママは参考にしてみてくださいね! ご家族と楽しく幸せに過ごせるマイホームにつながるとうれしいです。
PHOTO/Monkey Business Images/Shutterstock
YUUKI
1988年生まれ、一姫二太郎のママ。大学卒業後、テレビ局勤務を経てフリーランスに。ライターのお仕事のほか、webプラン二ングや商品プロデュースを行っている。健康オタクでもあり...
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