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2018.12.21

子供は大人よりも悪夢を見やすい!?ピークは6歳!寝るのを嫌がるほどの『怖い夢』ママはどうしたらいい?

子供は大人よりも悪夢を見やすい!?ピークは6歳!寝るのを嫌がるほどの『怖い夢』ママはどうしたらいい?

おばけや妖怪に追いかけられたり、はたまた高いところから落下してしまったり…子どもの頃、非現実的な悪夢を見てうなされた経験がある人って多いのではないでしょうか。ママとなった今、わが子が頻繁に悪夢を見ていたら親としては心配ですよね…。

でも実は、大人よりも子どもの方が怖い夢を見やすいと言われています。それはなぜなのでしょうか?

子どもは大人に比べて悪夢を見やすい

まず、人はどのタイミングでストーリー性のある“夢”を見ているのかというと、眠りの浅い“レム睡眠”のときだといわれています。

人の脳はレム睡眠のときに、これまでの体験や記憶を整理しており、夢とはその情報が合成されたもの。嫌な記憶やストレスの原因となるような体験が元となることもあり、それが悪夢として認識されているのです。

子どもは大人と比べてレム睡眠の時間が長いので、結果的に悪夢を見る頻度も増えてしまうというわけです。 また、悪夢を見はじめるのは3歳頃からといわれていて、その頃から週1程度の頻度で眠りを妨げるほどの悪夢を見る傾向にあるそうです。そして、悪夢を見やすいピークの年代は6~10歳頃といわれています。

子どもがうなされていたりすると心配になってしまうママも多いかもしれませんが、成長するにつれ、悪夢を見る回数は減っていくようなので、子どもの悪夢が週1回程度であれば、ママも必要以上に心配しなくてもよさそうですね。

もし、何度も起きてしまい眠れない夜が続く場合は、『悪夢障害』ということもありうるので、医師に相談してみることをおすすめします。

子どもの悪夢の夢の原因とは?

大人の場合、夢の内容は実際に体験したことや見たことがもとになっています。つまり、これまでに経験したさまざまな記憶が断片的に組み合わさったストーリーとなっているのです。このため、大人の夢は現実的な内容のものが多いようです。

しかし、子どもは絵本やテレビといった外部刺激に影響されやすく、自分が体験していないことも夢に現れてしまいます。映像で見たものなどが合成されて夢になることもあるので、非現実で突拍子もないと感じるような夢を見る可能性が高くなります。絵本で見たおばけ、テレビアニメで見た怪獣など、現実では見たことがない存在のものでも子どもたちの夢には現れるのかもしれませんね。

また、大人と同じように、子どもも大きなストレスのせいで悪夢を見ることがあります。親との不和やいじめ被害、もう少し成長すると試験や試合も悪夢の原因となりえます。

少しでも悪夢を避けるために心がけたいこと

子どもは悪夢を見やすいとわかっていても、我が子がうなされたりしたら、心苦しくなりますよね。少しでも怖い夢を見ないようにしてあげたいというママは、少なくとも寝る前には、刺激がある映像やお話を避けてみてはいかがでしょうか。

また、夜は仕事から帰宅したパパが大音量でテレビを観ているという家庭もあるのでは? 大きな音が子どもへの刺激になるかもしれないので、パパに協力をお願いしてみましょう。

6歳~10歳までは、子どもが怖い夢を見て起きてしまうことが多いかもしれません。ママは心配になってしまうかもしれませんが、もし子どもが起きてきてしまったら、しっかりと話を聞いてあげ、絵本を読んだり、抱きしめたりしてリラックスさせてあげるようにしましょう。

PHOTO/Rawpixel.com/shutterstock
NIKKEI STYLE「「悪夢障害」を知っていますか」
imidas「ヒトはなぜ悪夢を見るのか?」
東洋大学「夢は自分の記憶から作られる?悪夢の意味や良い夢を見る方法を臨床心理士に聞いてみた」

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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