飲み続けるだけで痩せる?!今注目の『コーヒーダイエット』

家事や育児に忙しい毎日。子どもの昼寝のときや習い事のときなど、一日の中で限られたひとりの時間に、ゆったりとコーヒータイムを楽しむママも多いのでは？

実はそのコーヒーを飲むことで痩せられるなんて夢のようなダイエット法が、今注目されています。今回はその『コーヒーダイエット』について解説していきます。

『脂肪燃焼』『血行促進』『リラックス効果』とダイエットに良いことづくし

コーヒーを飲むだけでなぜ痩せられるの？　それはコーヒーの中に含まれている成分に秘密があるんです。コーヒーに含まれるポリフェノールの一種である“クロロゲン酸”と“カフェイン”には、脂肪燃焼を促進させる効果があります。体内の脂肪燃焼を高めることが、コーヒーダイエットの最大の目的。

なので、さまざまな体型や体質の方の中でも、「まずは脂肪を減らしたい！」と思っている方に適しているダイエット方法です。

また、コーヒーを飲むと、トイレが近くなることがありますよね？　これはカフェインの作用によるもので、カフェインには血行を良くする働きもあり、血行の循環を良くして基礎代謝を高めてくれるんです！　これにより冷えや肩こりも解消され、足のむくみにも効果があるんだそう。

そして、コーヒーの香りには癒しの効果も。これも、実はダイエットに繋がります。ダイエットに欠かせない心の代謝を上げることで美肌にもなり、キレイにダイエットができます。

『毎日3杯のホットコーヒー』が効果的

ダイエットに効果的と聞くと、どうしてもたくさん飲みたくなってしまいますが、飲みすぎもよくありません。実際に、コーヒーは1日6杯以上飲むと逆に身体に悪いという説もあります。適量は“毎日3杯のホットコーヒー”です。

飲むタイミングは、朝食後やお昼ご飯の後、おやつの時間などにして、3～4時間のペースで飲むのがベター☆　運動前、食後、入浴前に飲むと、より脂肪燃焼の効果が発揮されますよ！　運動する場合はその2～30分前 に飲むのがいいそう。

ですが、コーヒーに含まれるカフェインは交感神経を活発にさせ、寝る前に飲むと眠れなくなることがあるので、気を付けましょう。

コーヒーの温度もポイントで、“クロロゲン酸”というポリフェノールは熱に弱いため、沸騰したお湯ではなく80度前後のお湯でコーヒーをいれるとよいでしょう。ブラックコーヒーがもちろん１番効果的ですが、ブラックが苦手な場合は少し砂糖を入れるくらいにするといいですね。

コーヒーに含まれているカフェインは砂糖を入れることで減少してしまい、砂糖自体のカロリーも気になるので、糖質は控えめにしておきましょう。そしてミルクを入れたい場合には、豆乳にすると良いそうですよ。

『インスタント』よりも『ドリップ』の方が、より効果的

インスタントコーヒーでも効果はありますが、ドリップの方がカフェインとクロロゲン酸が多く含まれるので、できたらドリップの方がオススメ。そして、先ほども述べたように、脂肪燃料を助けるクロロゲン酸は熱に弱いため、ドリップコーヒーの豆の選ぶ際には“深煎り”よりも“浅煎り”の方がいいんだそう。

また、コーヒーには“ジテルペン酸”という血中のコレステロール値や中性脂肪を上昇させる物質が含まれているのですが、この物質は、ペーパーフィルターでコーヒーをいれるとほとんど除去することができるんです。 つまり、“浅煎りをペーパードリップしたコーヒー”が１番ダイエット向きだと言えます！　

缶コーヒーについては砂糖入りのものが多く、微糖と書いてあってもかなりの糖分が含まれていますので、缶コーヒーを飲む場合は、ブラックにしましょう！

コーヒー好きにはとっても楽ちんな、このダイエット。しかも、コーヒーにはダイエット効果の他にも虫歯の予防効果や記憶力の向上、糖尿病の予防など、すごい効能もあるんだそう！

ただ、妊婦さんや授乳中のママはカフェインNGなので、授乳が終わるまでは控えたほうがいいですね。カフェインには利尿効果があるので、水分補給をしっかりして、『コーヒーダイエット』に是非挑戦してみてください。

参照／Dr.Dooのダイエット講座「毎日飲めば痩せる！科学的証明がなされたコーヒーダイエットの脂肪燃焼効果」
日経トレンディネット「コーヒーは結局身体に良い？　悪い？」
マイナビニュース「病原菌も撃退できる!?　知らないと損するコーヒーのすごい効能７つ」