2017.05.19
心配な登下校に備えて!『子ども110番』親子訓練で小さいうちから防犯意識を!
4月に新小学1年生が入学して早1カ月半経ちました。小学生が登下校中に事件に巻き込まれるニュースを耳にするたび、「いつも手を引いて一緒に行動していたのに、子どもがひとりで登下校するのが心配…」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
子どもたちに自分で身を守る力を身につけてもらうべく、警視庁とマクドナルドが都内の小学校で『「子ども110番」親子探検教室』を実施するということで、取材してきました!
いざというときに助けを呼ぶ『防犯笛』を身につけて
都内の小学1年生たちへ、警察署長と小学校校長先生から防犯についての話があり、真剣なまなざしで聞く子どもたち。
そこにあの大人気マクドナルドのキャラクターのドナルド・マクドナルドが登場し、子どもたちは大喜び! “自分の命は自分で守る”ための道具として、防犯笛が贈られました。
この防犯笛、実はマクドナルドが毎年全国の小学1年生へ寄贈しているもの。小学生になって活動範囲が広がった子どもたちの安全をサポートするため、2003年から地域の警察や教育委員会などと協力して毎年配布しているそう。
近年、防犯意識が高まり、ランドセルに防犯ブザーを付けている子どもも多くなってきていますが、電池式の場合は電池切れの心配も! 万が一に備えて、ランドセルの肩ベルトにあるフックに防犯笛を全員取り付けました。
防犯教室『いかのおすし』が子どもを守る!
警視庁生活安全部の監修で制作された『子ども110番教本』も配布されました。これは都内の各警察署による防犯教室実施の際に配られています。
警視庁生活安全部によるレクチャーでは、子どもたちが自分自身を守るための言葉として“いかのおすし”の大切さを伝えます。
「いか」 行かない
「の」 乗らない
「お」 大声を出す
「す」 すぐ逃げる
「し」 知らせる
子どもたちはすぐに覚え、大声で復唱していましたよ。ぜひお子さんにも教えてあげてくださいね。
マクドナルドは都内全店が『子ども110番』協力店なんです!
『子ども110番の家』とは、子どもたちが怖い思いをしたときや困ったことがあったとき、駆け込むことのできる地域の協力拠点です。マクドナルドはなんと、都内全店がこの『子ども110番』の協力店! 全国には約1,100店舗もあるんです。
今回は不審者に遭遇し、マクドナルドの店舗に助けを求めるという駆け込み訓練が実施されました。
「校長先生に頼まれて来たんだ。お父さんが病気だから一緒に病院に行こう! 行かないとお父さん大変なことになるよ!」
「すみません、〇〇はどこか知ってる? おじさん本当に困っているんだ。わからないから連れていって」
など、巧みな誘い文句で子どもたちを連れ去ろうとします。
いざ不審者に手を引っ張られると、怖くて「助けて~!」という大声が出ないことも。そう、こういうときに防犯笛が役に立つんですね。
実はココにも!?街中の『子ども110番』の家を探してみた
でも、『子ども110番』の家ってどこにあるの?ということで、警察の方とドナルド、小学一年生の親子と一緒に、『子ども110番』の家を探索へ行ってみました!
小学校近辺の通学路を歩きながら、目印となる『子ども110番』のステッカーがはってある民家や店舗を探して、確認していきます。
「ここにもあったんだね! 知らなかった―!」
「怖いことがあったりしたら、ここに駆け込んでいいんだよ」
こんな親子の会話が聞こえます。意外とたくさんあるけれど、見落としていたりするんですよね。子どもと散歩するときには、『子ども110番』の家を見つけるルールにしてみるなど、子どもが駆け込める場所を覚えられるよう普段から習慣づけできるといいですね♪
マクドナルドに駆け込んでOK!子どもたちに教えてあげよう!
「マクドナルドにもステッカー、見つけたぁ~!」
そうです、都内のマクドナルドは全店が『子ども110番』協力店! 認知率が高いマクドナルドは、子どもたちも「なにかあったら安心してマクドナルドに駆け込んでいいんだ」と覚えやすい♪
実際に、登下校時に不審者と遭遇したという想定で、店舗への駆け込み訓練を行いました。
知らない人に追いかけられ、必死に走って逃げる子どもたち。思わず入り口を通り過ぎてしまうハプニングも!
いざというときはパニックになってしまうもの。日頃から『子ども110番』の家や店舗の場所はもちろん、入口もチェックしておくと良いかもしれませんね。
子どもたちが駆け込んだあと、店員さんが不審者の特徴や子どもの小学校名、名前などをヒアリングし、警察へ通報してくれます。警察官が到着するまで大人が一緒にいてくれるのは安心感がありますね。
子どもたちも「メガネをかけたおじさんが、あっちに逃げて行きました!」としっかり伝えられていました。
「子どもとしっかり確認しておかなくちゃ」親の防犯意識も変わった!
今回、この警視庁とマクドナルドが開催した防犯教室に参加したママさんに感想を聞くことができました。
「『子ども110番』のステッカーをはってある所は意外と身近にたくさんあったのに、見落としていたんだなぁという印象でした。意識をしたことがなかったけれど、今度場所をしっかりチェックしておきます!」
「マクドナルドは子どもとよく行くので場所もよくわかっているし、初めての場所じゃないので抵抗感も少なく、いざというときに駆け込みやすそう♪ 地域の子どもたちをサポートする活動をしていると知って、ますます身近に感じられるようになりました!」
「『子ども110番』の家はお店が多いなと思いました。もっとこのようなおうちやお店が増えていくと、親も子どもも安心できますね。」
マクドナルドによく行くというご家庭でも、防犯笛の寄贈や都内全店が『子ども110番』の駆け込みスポットになっていて地域の防犯活動を行っているのは知らなかった、という方も多いようでした。
実はこのほかにも、マクドナルドでは病気の子どもを看病する家族のための滞在施設『ドナルド・マクドナルド・ハウス』の支援や食育支援など、親にも子どもたちにもやさしいさまざまな取り組みを行っています。
『ドナルド・マクドナルド・ハウス』についてはこちらからチェック!
いざというときに行動できるかどうかは、日頃の心がけが大きく影響します。避難訓練のように、万一のときの行動を体験しておくことで、子どもの心と体に覚えさせておくことが大切です。
親子で近隣の『子ども110番』の家やお店の場所を確認してみましょう! その行動が、いつか大切なかわいいわが子を守るきっかけになるかもしれませんよ。
公式サイト/マクドナルド 地域貢献
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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