2017.05.04
あともう1品は『乾物』にお任せ!あっという間にできるおすすめレシピ5選
常温保存のものが多く冷蔵庫を圧迫せず、消費期限が長いのでストックのしやすい『乾物』。ストックさえしておけば、「もうあと1品どうしようかな…」というときに役に立ってくれます。
そんな乾物レシピの中でも、特に「いつも家にある材料を足すだけで作れる」ものをチョイスして紹介します!
味付けは“だしの素”だけ!切り干し大根の炒め物
材料(大人2人と3歳の子ども1人分)
- 切り干し大根…1袋
- 人参…半分
- シーチキン…1缶
- だしの素…適量
- サラダ油…適量
作り方
- 切り干し大根を15分ほど水につけたあと、ざく切りにしておく。
- 人参は皮を剥いて細切りにし、シーチキンは油を切っておく。
- サラダ油を熱したフライパンで、切り干し大根・人参・シーチキンを炒める。
- 火が通ってきたら、だしの素で味付けしつつ、さらに炒める。
味付けがだしの素だけなので簡単かつ失敗はほぼないでしょう。少し薄味に思われる場合は、あとから醤油をたらしたり、マヨネーズをつけたりして調整してくださいね! カロリーが気になる方はノンオイルを使いましょう。
干し椎茸と昆布の煮物
材料(大人2人と3歳の子ども1人分)
- 干し椎茸…5〜6枚
- 昆布…10cm角のものを3枚程度
- 干し椎茸と昆布、それぞれの戻し汁…全量
- すき焼きのタレ…大さじ3
- 水…大さじ4
作り方
- 昆布は水1カップ(分量外)に入れて20〜30分ほどつけて戻す。干し椎茸は、耐熱性の大きな容器に水2カップ(分量外)と入れ、600Wレンジに7分かける。
- 昆布を一口大に切る。
- 干し椎茸、昆布、それぞれの戻し汁、すき焼きのタレ、水を入れて煮込む。
- 沸騰したら落とし蓋に変えて水気がなくなるまでさらに煮る。
冷ましてから食べた方が味を浸み込むのでおいしいですが、あつあつのうちでも、もちろんおいしいです。「戻し汁を間違えて捨てちゃった!」という場合は、だしの素と同分量の水で代替してください。(筆者がときどきやるミスです。)
すき焼きのタレを使えば、いろいろな調味料を合わせる必要がないですし、昆布つゆなどよりも少し甘みが強いためか、子どもがより食べてくれる気がします。
わかめのごま油炒め
材料(大人2人と3歳の子ども1人分)
- 乾燥わかめ…8g程度
- ごま油…小さじ2程度
- にんにく…チューブで3cm程度
- 醤油…少々
作り方
- わかめを水で戻す。
- ごま油とにんにくで、さっと炒める。
- 醤油を少し加えて、さらに炒める。
簡単な上、ごま油とにんにくの風味がしっかりとしていてとてもおいしいのですが、わかめサラダが苦手なうちの子どもには、残念ながら不評でした。わかめとわかった時点で嫌な顔をされてしまったので、苦手な子どもがいるご家庭では要注意かもしれません…。
夫には好評だったので、我が家ではもっぱら晩酌メニューです。すりごまなどがあれば、それを散らしてもおいしいですよ!
ひじきとベーコンの炒め物
材料(大人2人と3歳の子ども1人分)
- ひじき…6g程度
- 人参…1本
- ベーコン…3〜4枚
- 醤油…大さじ1
- 水…1カップ
作り方
- フライパンにひじきと水を入れ、火にかける。沸騰して20秒ほどしたら、蓋をして火を止めて5分ほど放置して蒸し焼きにする。その間に人参の皮を剥き、ベーコンと一緒に細く切っておく。
- ひじきの水を切り、そこに人参・ベーコンを加え、かるく炒める。
- 蓋をして3分ほど炒め煮にする。
- 醤油を加えて軽く和える。
焼きの時間は目安です。うちの子はひじきの煮物が好きなのですが、こちらの炒め物もよく食べてくれました!
料理って、ほんの1皿増えるだけでも食卓が豪華になるんですよね。達成感も増しますし、自分でも「おいしい!」と思えるメニューが増えるのはうれしいものです。でも、1品だけのために手間や苦労を増やすなんてこと、忙しい日々の中ではなかなかできません。
できる限り手を抜き、手間をかけないで、おいしい“もう1品”を実現させていきたいですね。
TOP PHOTO/James Mattil
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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