2018.06.09
手軽に食べられる卵。実は美容食材だったって本当!?
卵にはどんな栄養が含まれているの?
卵は「完全食品」と呼ばれるほど多くの栄養が含まれていますが、特に注目したいのが以下の3つです。
1. タンパク質
可食部100g中に12.3gも含まれており、私たちが体で合成できない必須アミノ酸も多く含まれています。
必須アミノ酸をバランスよく含むことを示す「アミノ酸スコア」が満点である100となります。(※1)
たんぱく質は体の土台作りには欠かせない栄養素で、美肌やしなやかな体作りを目指すのであれば質の良いたんぱく質を摂ることを心がけましょう。
2. 鉄
可食部100g中に1.8㎎含まれています。(※1)
ダイエットのためにランニングに力を入れている方や成長期の子供、生理のある女性は鉄が失われやすい状況にあります。
鉄は全身に酸素を運ぶ重要な役割を担っており、血色の良いお肌作りにも欠かせない栄養素ですので食事からおいしく補えるのは嬉しいですね。
3. ビタミンB2
可食部100g中に0.43㎎含まれています。(※1)
ビタミンB2は脂質をエネルギーに代謝する際に必要な栄養素なので、ダイエットの強い味方とも言えます。
卵黄と卵白、栄養の違いはある?
同じ卵の中身なのに、見た目が異なる「卵黄」と「卵白」では栄養価も変わってきます。
水分量でみてみると卵黄は48.2%に対して卵白は88.4%が水分です。
さらに脂質では卵黄が33.5%に対して卵白はゼロに近いのです。(※1)
つまり、カロリーとしては卵白のほうが卵黄よりも低いのです。
しかし、卵黄には鉄のほかに脂溶性のビタミンであるビタミンA,D,E,Kが多く含まれます。
ビタミンAは粘膜の潤いを守る働きが、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンEは血管の健康を保ち、ビタミンKは丈夫な骨づくりに欠かせない働きがあり、どれも健康美には欠かせない栄養素となっています。
おすすめの調理法や一緒に食べるとよい食材は?
栄養豊富な卵ですが、実はビタミンCと食物繊維は含まれていません。
そのため、野菜や果物を一緒にとることをおすすめします。
野菜と一緒に茶わん蒸しにする、炒め物、スープに加えるのもおすすめです。
おいしくて手軽に調理ができる卵。
ぜひ毎日の食事のバランスアップ食材として活用してみてはいかがでしょうか。
(※1)実教出版編修部(2014)『オールガイド食品成分表2015』実教出版 参照
(テキスト:管理栄養士 磯村優貴恵)
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記事提供:楽天レシピ デイリシャス